学部横断ゼミブログ

2022.09.21

学部ごとの活動<フェーズ1>がスタート

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

9月19日(月)の2時限目に授業が行われました。前回の初回授業では、学部合同ガイダンスを行いましたが、今回の授業から学部ごとに教室を分けて授業を行う<フェーズ1>がスタートしました。フェーズ1は、10月29日(土)の中間発表会までの期間で、学部合同で『CSR報告書』を作成するための、準備段階という位置づけです。各学部の専門性を生かした課題が与えられ、担当企業について徹底的に調べ、担当企業の特徴を明らかにしていきます。

まずは各学部において教員から、課題を進めていくにあたって大切にしてほしい視点や、これまで講義で学んだ理論を再確認するなどのレクチャーがありました。この授業では実際の企業を相手に課題を進めていくことで、これまで学んできた知識が社会でどう役立つのか実感することができます。
その後学生たちは、9月24日(土)に企業担当者を迎えて行う合同授業に向けて話し合いました。教員からは「授業中に調べるのではなく、事前に調査してきた内容を持ち寄り、互いの考えや意見を話し合う場にしてほしい」というアドバイスがありました。

この授業では、進行はすべて自分たちでマネージメントしていくことを求められますが、当分はチームで「情報収集」「分析」を繰り返すことになるでしょう。互いに進捗状況を共有・確認しあいながら進めてほしいと思います。

最後に、授業後の学生の日記を紹介します。
「質問項目について検討していく中で、5人のグループであるため2:3といったようにグループ内で時折分断が見られ、分散的な議論になっていた時があった。私はチームリーダーとして常に全体の様子や流れを把握しようと心がけていたためその異変に気づき、分かれてしまった方に何について話しているかを確認し、それぞれの議論の優先順位を加味した上でみんなが同じ議論に集中できるようグループを1つにまとめ直した。みんなが同じ方向を向いて議論をしたことで円滑で活発な議論の場ができ、さまざまな視点からの意見が飛び交う有意義な会議ができていたと思う。」