学部横断ゼミブログ

2022.07.15

経験を次の行動につなげるために

7月11日(月)の2時限目は、月曜日に行われる最終授業でした。2020年度履修した4年次生2名をゲストスピーカーに招き、「学部横断ゼミを履修した後、どのような行動を起こしたか」について、発表してもらいました。
4年次生たちからは、「周囲と協働する力がサークルでの活動にいきた」、「学部横断ゼミで自分の弱点やどんな人間なのかを知る事ができ、就職活動やその後のさまざまな活動に生かしていくことができた」などの話を聞くことができました。

この授業では、実際の企業から『CSR報告書の作成』という課題をもらい、チームで協働して取りくんできました。先輩二人の話から、この授業での課題解決プロセスから得られた「ものの見方や考え方」をもって自分と対話すれば、一人一人が持つ個性が見つけることができ、潜在していた力を開花させていくことにつながるのだと感じました。
履修後も力強く成長することができた先輩たちの言葉は、最終報告会を終えて安堵していた履修生たちに刺激を与えたようです。

先輩たちの話を聞いたあとは、今週土曜日の授業で行われる、<社会人基礎力>についての発表の話し合いを行いました。このプロジェクトを通してチーム形成で苦労した点やどんな壁にぶつかり、何を考え、どう成長できたと思うかなどを、自由な形式で発表してもらいます。
この授業では、活動を通してどのように成長したのか、振り返る時間を大切にしています。毎回授業後の日記の提出のほかに、キャリアコンサルタントとの面談、面談のための振り返りシートの記入、そして今回の社会人基礎力の発表です。
個人とチームそして第3者であるキャリアコンサルタントと3つの視点から振り返ることは、この授業の目的の一つである<自己評価能力の育成>にもつながります。
しっかり自分たちの行動を評価し、次の行動につなげていってほしいと思います。

【在校生へのお知らせ】2022年度秋学期履修生追加募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2022年度秋学期履修生を追加募集中です。
詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。

*対象学部・学年:全学部・全学年