学部横断ゼミブログ

2022.06.29

CSR報告書ドラフト提出

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

6月27日(月)の2時限目に授業が行われました。授業の課題は、担当企業の『CSR報告書』を作成することです。チームで担当企業にふさわしいコンセプトを話し合い、それに沿ったレイアウトやデザインを心掛けながら、実際に見だしや記事もすべて自分たちで作成した『CSR報告書』のドラフトを、今回の授業で教員に提出しました。

先週1週間、履修生たちは『CSR報告書』を作成することに傾注してきました。チームで互いの進捗状況を確認し合いながら、作成した報告書は30ページを超えていました。提出されたドラフトに対して教員からは、「もっと分かりやすい言葉を使うように」「どのような企業なのか伝わらない」「デザインの統一感を出すように」など、たくさんのアドバイスがありました。報告書に必要な情報は何かを吟味するために、もう少し話し合いが必要のようです。

履修生たちは、他の授業やアルバイト、部活などと調整しながら、本授業の活動を行っています。同時並行で複数の作業を行っていくことは大変な様子ですが、一つ一つの作業を計画的に集中して行うことができるようになっている様子も伺えます。
この授業の目的の一つに「社会人基礎力」の育成があります。様々な葛藤から逃げずに、しっかりと向き合うことは、成長の機会であることが実感できるようです。

来週は7月9日(土)に開催される最終報告会のプレ発表を実施します。時間がない中で、『CSR報告書』の完成を目指し、発表用パワーポイントも作成するためには、分担されたことに責任をもちつつ、全員が全体のことを考えチームワークを発揮していくことを求められます。まだまだやることは山積みですが、チームで対話を積み重ねて乗り越えて下さい。

最後に、授業後の学生の日記を紹介します。
「個人の目標としては、自分の考えを周りに発信し、常に自分に出来ることは何か考えながら主体的な行動をとることだ。なぜこれを意識するかというと、報告書の作成に入り以前と比べ個人作業が増えたため、周りが今何をやっているのかコミュニケーションを取りながら把握し、参戦しようという気持ちが重要だと感じたからだ。周りと協同するからこそ、見えてくるものがあり自分の考えや報告書で伝えたい軸に沿っているのかも明確化する。そのためチームに貢献するためにも、一丸となって取り組むためにも、常に主体性を持って挑みたい。」

【お知らせ】最終報告会 7月9日(土)開催

学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。
どなたでも学生の発表を聴くことができます。

・開催日時:2022年7月9日(土) 14時~16時20分(一般の方のみ要事前申し込み)
*当日のプログラムの詳細や申し込み方法はこちらから

【在校生へのお知らせ】2022年度秋学期履修生追加募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2022年度秋学期履修生を追加募集中です。
詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。

*対象学部・学年:全学部・全学年