学部横断ゼミブログ

2022.06.23

自分の役割を考えながら動く

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

6月20日(月)の2時限目に授業が行われました。来週は担当企業の『CSR報告書』のドラフトを、教員に提出します。学部横断ゼミチームで活動するフェーズ2も、佳境に入ってきました。

今回の授業では、報告書に入れるコンテンツの話し合いや、コンセプトの話し合いが行われていました。一度決定した内容も、進めていくとチーム内の認識のずれや、思い描いていた報告書の内容と異なっていることに気づくこともあり、その都度立ち止まって話し合いが行われています。
活動が後退しているように思えたのか、不安な表情の履修生もいましたが、先に進める上で必要な通過点です。視点を変える、原点に立ち戻るなどを試しながら、「何を伝えたいのか」混沌としている状態を明確にするまで、話し合いを続けてほしいと思います。

授業では、毎回、<司会><議事録><書記>の担当を変えていくように指導しています。いろいろな役割を経験することで、会議で受け身だった学生が発言するようになるなど、変化することもあります。自分の可能性やチームでの役割に気づくことは、主体的に考えて行動することにつながり、チーム活動も楽しくなるようです。
授業中の話し合いでは、まだまだ自分の意見が言えずに、話し合いに参加しているだけの履修生も見受けられます。「なぜ発言できないのか」その理由に向き合い、壁を打ち破る一歩を踏み出してみてください。


最後に学生の日記を紹介します。
「今回の授業から私自身を振り返ると、フェーズ1と比較して、主体性が向上したと感じた。発言量や、議論に参加しようとする姿勢など、フェーズ1後でキャリアコンサルタントの方から指摘されたことを素直に実行することができていると感じた。また、主体性を発揮することで、横断ゼミ自体がより楽しくなったと感じる。そのため、「主体性を発揮できた方が楽しい」という感性は今後も大事にしていきたい。」