学部横断ゼミブログ

2022.06.07

大人数でのチーム活動の壁

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

6月6日(月)の2時限目に授業が行われました。3週間後の6月27日には、『CSR報告書』のドラフトを提出するため、2チームともに報告書のコンセプトや構成について、話し合いがされていました。

担当企業チームに分かれて話し合いを進めていますが、話し合いの進め方はそれぞれです。一部のメンバーばかりの発言があったチームには、教員から「もっと全員から意見が出るように工夫して、チーム全体で議論してほしい」とアドバイスがされていました。
学部横断チームになって1週間がたちましたが、まだまだ新しい他学部のメンバーとの活動に壁を感じているメンバーもいるようです。どのように進めていけばよいのか突破口が見つからない状況について、授業後の日記に書いている学生もいました。


フェーズ1の学部チームが3~5名という少人数では、気軽に発言しやすかった雰囲気がありました。フェーズ2の学部横断チームでは12名になり、全員が集まれる日程を作り出すことが難しく、容易に授業外にも集まって話し合いができないという問題も生まれています。チームでのコミュニケーションをどのように生み出していくのかが、今後の『CSR報告書』作成の鍵になってくるようです。

この授業では、授業外にチームの活動状況を報告し合ったり、企業に質問する際に、時間や空間の壁を超えるコミュニケーションの場として、独自に構築したSNSを使用しています。
少人数で活動したフェーズ1では、対面でのコミュニケーションが優位となり、SNSは活発に利用されなかった結果が、今回の授業中に教員から報告されました。
フェーズ2のような大人数でのプロジェクトの遂行には、対面とSNSの2つの空間でのコミュニケーションや情報共有が不可欠になってくるでしょう。フェーズ2では、ぜひ上手に対面とSNSの活動を使い分けし、大人数でのチーム活動の壁を打ち破ってください。