学部横断ゼミブログ

2022.05.10

日記を有効活用する

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

5月9日(月)の2時限目に授業が行われました。5月2日(月)の補講日も授業を行ったことで、GW明けの今回の授業もスムーズに話し合いが進んでいたように、見受けられました。

5月28日(土)の中間発表会に向けて、来週はプレプレ発表を行うことになりました。調査・分析した内容を、カタチにしていく段階です。自分たちが集めた情報の中から、大切な情報を選び出し、そこから自分たちはどのように考えたのか、この絞り込みの部分が、発表の成功を決める鍵となる部分です。
教員からは、「調べたことをまとめ言いたいことが伝わるのかを確認していく中で、調査不足な部分が見えてくるはず」とアドバイスがありました。今が踏ん張り時です。根気強く意見を交換し合い、最良の結果が出るまで頑張ってほしいと思います。


この授業では、授業後48時間以内に授業用SNSに活動記録(日記)を投稿するという課題があります。本授業の課題やチーム活動を通して、何を学んだかについて見つめ、日記を書くという作業を通して、授業の目的である「社会人基礎力の育成」「正確な自己評価能力の育成」を目指します。
自身やチームの状況を振り返り、その日記を読んで自身やメンバーの頑張りを認め合うことは、履修生たちの自尊感情を高める仕組みになっています。
授業が開始して1か月が過ぎようとしています。チームメンバーに対する緊張も少しずつ解かれていくと同時に、課題に対するモチベーションも温度差が見られるようになる時期です。課題を解決するために、仲間と協力して相互作用を起こすためには、相手の状況を知ることが大切です。それを知る手立てとして、日記を有効に活用してほしいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「先生と相談をして、分析を一度止めて今の段階で分かっている内容を使って軸を設定し、今までの内容を繋げられるか試してみることにした。この取り組みをしたおかげで今までの内容を整理することができて新たな疑問を持つことができた。「なぜ」を追求することで繋がりが見えてくるだけでなく、自分が深く理解できていない所を知ることもできたため、今日の取り組みはチームだけでなく、私自身にとっても有意義な時間になった。」

「授業を通して色々なことを調べていくうちに最初のころに比べたらCSRなどへの知識や理解はとても深まっているし、もちろん担当企業への企業の理解も深まっている。そうしたことからか、並べられた情報の中から、今そこには何が足りていないのか、どうしたら解決できるのかなどの提案が以前よりも自分の中で浮かぶようになってきたように感じる。そうした知識の定着や理解が深まることで課題発見力が伸びていると感じたし、以前よりも提案や意見を自信を持って言えるようになった。」