学部横断ゼミブログ

2025.04.10

【学部横断ゼミ】2025年度春学期授業開始前ガイダンスを実施

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」(通称:学部横断型ゼミナール・プロジェクト)では、今期履修生向けに4月7日(月)にガイダンスを実施しました。
授業の課題は、協力企業を取り巻く社会課題について、「企業がどのように向き合い、企業活動を通じて解決案を見出そうとしているか」を明らかにし、最終的には履修生たちの視点で考察した新たな解決策を企業に提案するというものです。

今期の課題提供企業は、株式会社竹尾です。お忙しい中、株式会社竹尾の皆様には本プロジェクトにご協力いただくこと、この場をお借りして心より御礼申し上げます。



株式会社竹尾は1899年の創業以来、紙の専門商社として社会の発展に貢献されてきた伝統ある企業です。今後履修生たちは、「紙の役割」「紙を用いた文化」といった点などに焦点を当てながら調査・分析を進めていくことになります。
履修生たちには、春休み中に、授業の『ガイドブック』等の資料や教員から指定された紙に関する図書や論文を数冊読んで、レポートを書く課題を課しています。
身近なものでありながらも新しく知ることも多い業界だと思いますので、「知見を深めることの楽しさ」を感じながら研究を進めてください。

今期は、経済学部8名、人文学部4名、社会学部6名、国際教養学部1名の計19名が履修しており、下記2名の教員が授業を担当します。
経済学部 笠原 一絵 助教
リベラルアーツ&サイエンス教育センター 内藤 永 教授





今回のガイダンスでは、『ガイドブック』の重要点について再度確認し、チームビルディングの重要性についても共有されました。
この授業は、異なる専門性や価値観をもつ学生同士がチームで協働しながら一つの課題に取り組むことで、チームワークやリーダーシップ、自己管理能力を身に付けることを企図しています。

来週からいよいよ授業が開始されます。まずは5月24日(土)の中間発表会までは、経済学部、人文学部・国際教養学部GS専攻、社会学部に分かれてチームを組み、各学部に与えられた課題に取り組みます。荒波にもまれることもあるかもしれませんが、互いを思いやり、楽しみながら活動してほしいと思います。