学部横断ゼミブログ

2021.11.04

中間発表会に向けてプレ発表を実施

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

11月1日(月)の2時限目に各学部に分かれてプレ発表を行いました。これまでの調査・分析結果をパワーポイントにまとめて、15分間で発表しました。

膨大な情報量を15分にまとめようとした結果、何が言いたいのか伝わらない、文字ばかりのスライドで見づらい、話すスピードが早くて聞きづらいなど、たくさんの課題が見つかりました。発表の軸は何なのか、そのためにどんな言葉や図で表現すると分かりやすいのか、まだまだチームでの話し合いが必要のようです。




発表後は互いの発表について、良い点や修正点など多くの意見交換がされていました。中間発表会までの学部チームのフェーズ1、学部横断チームとなるフェーズ2いずれも、担当企業が違う2チームで切磋琢磨していきます。担当する企業は違いますが、課題内容は同じです。互いの進捗状況やチーム状況を比較することで、さまざまな気づきが生まれることを企図しています。

来週月曜日は、白雉祭の片付け日にあたり休講です。11月13日の中間発表会まで、どのようなスケジュールで発表内容を改善させていくのかは、各チームに委ねられました。ベストを目指して話し合いを重ねたいメンバーもいれば、なるべく楽に終わりたいメンバーもいて、チーム内での葛藤が避けられない場面も出てきそうです。目の前の葛藤から逃げず、向き合うことができるでしょうか。ストレスがかかる作業もあるでしょうが、できるだけ妥協することなく、頑張ってほしいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「「相手を尊重する」という言葉の意味を改めて考えることができた。「相手を尊重する」ということは相手を立てるということを意識しがちである。しかし、私はそうではないと考える。尊重することは賛同することではない。もちろん賛同する場合もあり、賛同することも非常に大切なことである。しかし、批判的な目でとらえたり、真剣に向きあったりすることこそが尊重であるのだと考える。例えば、相手の意見や調査内容を聞いたり見たりする際である。その意見に対して賛同することは尊重ではない。その意見に真剣に向きあい、批判的な視点でとらえてみることが尊重である。またそれこそがチームとしての醍醐味なのだと考えた。
 今後、チームがさらによくなるように、また個人としても成長できるように、チームの一員として活動できるようにしていきたいと考えさせられた。」