学部横断ゼミブログ

2021.10.20

協働して課題を解決する

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

10月18日(月)の2時限目に授業が行われました。先週金曜日より、対面授業が全面的に再開され、久しぶりに構内は学生たちの話し声が聞こえ、活気がみなぎっています。

11月1日のプレ発表に向けて、集めた情報を比較しながら分析し、自分たちの考察をまとめる時期になってきました。今回の授業でも、はじめに2チームで進捗状況の確認をしあい、教員から少しアドバイスがあったあとは、学生たちが自主的に話し合いを進めていきました。

2週間後のプレ発表に向けて順調に進んでいるように見えながらも、他授業の課題やアルバイトとの両立に時間のやりくりが難しい履修生が多く、チームメンバーとの予定を合わせることが難しいようです。「時間がない中どのようにチーム活動を進めていったら良いのか」と、気持ちは焦るばかりです。

この授業で求められることは、課題をチームメンバーと協働して解決することです。一人一人の考えを話し合いで、共通の結論や認識を生み出していきます。話し合いの様子を見てみると、考えを相手に伝えることを躊躇してしまったり、自分の意見にこだわりすぎたりする場面も見られます。円滑に議論を進めていくことは難しいことですが、全員が積極的に参加しようという気持ちが大切です。チームがうまく機能するようになれば、この授業に対するモチベーションも上がってくるでしょう。チームワークを高めるための工夫を考えながら、活動を進めてほしいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「今日は今までに集めた情報を簡単に整理し、報告会で話す流れもざっくりと考えることができた。まだまだ情報量が少ないところもあったが、私たちのチームが今までにどこに重視して情報を集めていたのか、その逆でどこをあまり調査してこなかったのかなどが目に見える形で分かった。情報量が多かったり、この先どのように進んでいいのか分からなかったりする場合は、情報を点から線に関連するものを繋げていって、目に見える形に直していくとこれから行うことが明確になるためいいと感じた。
 今日の話し合いは今までの中でも一番いい話し合いになったと個人的に思う。その理由としては、今日中にこれだけは話すという明確な目標があったことや、充実した話し合いを行うためには短時間で集中して行うことや、3人がそれぞれ感じたことをしっかりと伝えることができたことにあると思う。」