学部横断ゼミブログ

2021.10.07

フェーズ1・学部に分かれて調査開始

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

10月4日(月)の2時限目に、対面とオンラインの同期ハイブリット型で授業が行われました。中間発表会までの授業の前半は、フェーズ1と呼んでいます。フェーズ1では、学部ごとに分かれて、担当企業について各学部の特性を活かさなければできないような調査課題に取り組み、後半(フェーズ2)の『CSR報告書』の実制作に必要な方針や内容の予備的調査を行います。

フェーズ1の活動は、同じ学部の学生同士といっても、思うように進んでいくことはなかなかありません。これまで全く知らなかったチームメンバーとの活動は、意思疎通がうまく取れない、課題への見通しの甘さから思うような話し合いができないなど、活動がうまくいかない原因はさまざまです。
各チームからの先週における活動内容の報告を受けて、教員からは、「情報共有の大切さ」や、「今はどんどん調べる幅を広げて情報収集にあたるように」といったアドバイスがされていました。

どのチームもまだまだ<活発な議論>が行われているとは言えず、互いに遠慮しながら発言している様子が伺われます。そんな中でも、どのように調査を進めていけば分からない1年次生に、2・3年次生がフォローしながら活動を進めており、少しずつチームメンバーとの距離が縮まっている様子も伺うことができました。

次回授業では、教員からのアドバイスにあったように、各自事前準備をしっかりした上で、貴重な対面での話し合いの機会を有意義に過ごしてほしいと思います。
最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「「企業風土」や「企業文化」について、いくつか論文や新聞を読んだが、人によって企業風土や企業文化の定義は異なったため、何が正解なのか分からなかった。しかし、人によって企業風土や企業文化の定義が異なるということは、定義について正解はないということであると考え、グループメンバーで自分たちが思う企業風土や企業文化を議論した。話し合いの際に意見が対立したことがあったが、自分の意見を冷静に伝え、相槌を打ちながら、相手の意見を受け止めることができたため、「傾聴力」や「柔軟性」を発揮したため険悪な雰囲気にならなかったと考える。」