学部横断ゼミブログ

2025.10.10

チームを成長させる

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

10月6日(月)2時限目に授業が行われました。先週までは、個別に調べたことを授業中に発表しながら手元資料を見つめている時間が長い様子も見られましたが、今回の授業では一つのホワイトボードにチーム全員で見ながら議論を交わす姿に、チーム活動が一歩前進したように感じることができました。



履修生たちは、図書館の書籍やさまざまなオンラインデータを使いながら、課題に関する情報収集に取り組んでいます。「調べる」ことの辛さばかり感じている履修生もいれば、どんどん深まる自身の知識に楽しさを感じている履修生もいるようです。
この授業では、チーム活動が中心です。互いに切磋琢磨することで、辛い作業も楽しさに変えることができるのではないでしょうか。チームメンバーの行動や考え方から学び、互いに協力し合う活動の中で、個人の成長のみならず、チームとしての成長が実感できるように頑張ってください。
来週は10月25日の中間発表会に向けて、プレプレ発表を授業外に実施する予定です。
プレプレ発表では、今期研究している生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(略称:生活クラブ連合会)がどのような社会を切り拓いてきたのか、世の中にどのような貢献をしているのか、各学部の視点から自分たちの言葉でしっかりと語れる発表を期待したいと思います。
学生たちは、調査したことが発表に盛り込めないと分かると「無駄な時間であった」と残念がりますが、後々その内容が重要な意味を持った情報にもなりえます。調べたことはいつでも取り出せるように、整理する方法なども意識しながら活動を進めてください。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「中間発表の流れを確認する際、気になった点を整理せずに話し始めてしまい、自分でも何を伝えたいのか分からなくなることがあった。前回も課題として挙げた「発信力」がまだ十分に身についていないのだと思う。意識せずに改善することは難しいため、今後はより一層注意して取り組みたい。また、よく考えずに発言してしまう点は反省しているが、以前よりも積極的に意見を出せるようになったのは成長だと思う。第二回授業から課題としていた「主体性」が少しずつ身についてきたように思う。これは、知識量が増えたことや、チームの関係性が深まってきたことで意見を言いやすくなったのが理由だろう。今後も成長できるように活動に取り組んでいきたい。」

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