学部横断ゼミブログ

2020.12.19

12月19日最終報告会に向けたプレ発表を実施

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

12月14日(月)の2時限目に授業が行われました。今回は、12月19日の最終報告会のプレ発表ということで、当日使用する教室で実施しました。最終報告会はオンラインで一般公開するために、オンラインで音声もチェックしながらのプレ発表でした。

 

最終報告会では、学生が作成した『CSR報告書』をもとに、次の3点についてパワーポイントを用いて発表します。

①フェーズ1の成果を踏まえたCSR報告書のコンセプトやオリジナリティ

②具体的なCSR報告書の内容

③担当企業の今後のCSR活動とCSV活動に対する提案

 

先週提出した『CSR報告書』には、教員からたくさんの修正点が与えられました。「そもそも伝えたいことは何なのか」と教員から問われ、毎日話し合いを重ねていました。先週作成した報告書から表紙も中身もガラリと変わり、その内容について発表しましたが、教員からは「基本コンセプトとパワーポイント・報告書の内容がつながっていない」「一つひとつの言葉の重みをもっと考えて、発表してほしい」「すべてのスライドにコンセプトが意識されていない。伝えたい事が決まっているのに、伝わってないのがもったいない」など、たくさんのアドバイスがなされていました。

先週提出した『CSR報告書』には、教員からたくさんの修正点が与えられました。「そもそも伝えたいことは何なのか」と教員から問われ、毎日話し合いを重ねていました。先週作成した報告書から表紙も中身もガラリと変わり、その内容について発表しましたが、教員からは「基本コンセプトとパワーポイント・報告書の内容がつながっていない」「一つひとつの言葉の重みをもっと考えて、発表してほしい」「すべてのスライドにコンセプトが意識されていない。伝えたい事が決まっているのに、伝わってないのがもったいない」など、たくさんのアドバイスがなされていました。

大学での学びの中心は、専門領域の追究にありますが、実社会では、専門能力は他の専門能力とつながることで生かされてくるものです。本授業では3つの学部(経済学部・人文学部・社会学部)の学生が同じゼミで学ぶことで、自らの専門分野だけにこだわるのではなく、他学部の専門性に触れ、異なる考え方や価値観を知り、実社会を生きる上で必要となる<多様な視点>を学生が身につけることを企図しています。

 

他学部の学生との見解の違いを一つの『報告書』にまとめていくことは、想像以上に大変な時間です。うまく行っていないことを自覚しながらも、そこに立ち向かうにはチームメンバーとさらに一歩踏み込んだ話し合いが必要となり、そこに立ち向かうためには<自分の殻を破る>勇気が必要な学生もいます。

 

あと残り数日で最終報告会を迎えます。<自分の殻を破る>最後のチャンスでもあります。どこまで「自分たちの発表」にこだわるかは、自分たち次第です。ここまで頑張ってきたことを誇りに、チームメンバーと声を掛け合いながら、妥協しない作品に仕上げてほしいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「横断ゼミが始まってからさまざまな想いを体験してきた。喜び、悲しみ、怒り、驚き、恐れ、嫌悪などのさまざまな感情は自分だけではなく、横断ゼミのみんな少なからずそういった体験をし、それをチームないしは誰かと共有してきたと思う。
そういった個人ではなく集団で培ってきた「想い」を一番にCSR報告会といった場を通じて企業様や報告会を観に来てくださる人たちに伝えなければいけないのだと思う。また、その「想い」はチームだけの「想い」だけではなく、自分たちのために協力して下さった先生方や全ての人の「想い」も含めて自分たちの「想い」として伝えなければいけないのだ」

【お知らせ・12月19日 三学部横断型ゼミナール・プロジェクト オンライン最終報告会】

三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)のオンライン最終報告会を開催します。

どなたでも学生の発表を聴くことができますので、ぜひお申込みください。

・開催日時:12月19日(土) 11時~13時20分(要 事前申し込み
*当日のプログラムの詳細や申し込み方法はこちらから