学部横断ゼミブログ

2020.01.15
振り返りの時間
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

社会人基礎力の12の要素を指標にしながら、各チーム10分の社会人基礎力の発表、チームメンバー同士の360度評価やSBIシート(S: situation、B: behavior、I:impact)記入による他者評価、プロのキャリアコンサルタントとの30分間の面談など、盛りだくさんのプログラムを行いました。

この授業の目的の一つに「正確な自己評価能力の育成」があります。自分が考えている自己評価が他者から見るとどうなのか、チームメンバーからのフィードバックやキャリアコンサルタントとの面談を通して知ることができます。他者からの評価は、新しい自分に気づく機会にもなります。
教員からは振り返る際に、良い面だけではなくネガティブな面についても向き合うようにというアドバイスがありました。時間は逆戻りできませんが、1人ひとりやり残したことが必ずあるはずです。この授業の目的の一つであった「自分の殻を破る」ということを、どこまでできたのでしょうか。学生時代だからこそ、失敗しても泥臭く体当たりする経験を積んでほしいと思います。しっかり自分自身の現状を見つめ、次のステージに挑戦してください。

「横断ゼミを履修する前までは「自分は何も出来ない人間だ」と、自分を過小評価しがちであった。毎回の日記で日々の成長を記録し、中間と今回で、自身の視点からも周りの視点からも評価することで、自分の能力を正しく理解出来るようになったと思う。
また自分が普段の部活やゼミで当たり前に何気なくやっていたことが、自身の成長やチーム活動において、とても大切で誇るべきことであるというのも知ることが出来た。
キャリアコンサルタントとの面談で、「横断ゼミを後輩に進めるとしたら」ということを聞かれた。3ヶ月横断ゼミをやってきて学んだことや得たものは数え切れないが、やはり卑屈に過小評価せず、自信過剰に過大評価もせず、客観的に自分の能力を知れたことが一番の収穫であったと思う」
「SBIシートでの相互フィードバックは、とても充実した時間となった。私たちは1対1方式でフィードバックをしたことで、それぞれに対して思っていたことや感謝の気持ちをストレートに伝えることができた。初めてこんな風にお互いのことを伝えあって、言葉にすることの大切さに気付いた。事前にSBIシートに書いたことを相手の顔を見て話しているうちに、あんな事やこんな事もあってありがたかったな、とさらに言葉が浮かんできた。また、自分で考える自分と他人から見た自分はギャップがある事にも気づいた。他の人の取り組み姿勢を振り返ることも、自分を振り返るのに非常に参考になった。皆からもらうフィードバックでは、頑張ったと思ったことに加えて自分では気づいていないようなポジティブなことがたくさん書かれていて、嬉しい気持ちになった。一方ネガティブな部分は、自分でも心あたりのある事が多く、これからチーム活動をするうえで気を付けていきたい」
【在校生へのお知らせ】2020年度<学部横断型課題解決プロジェクト>履修申し込みについて
・申込場所:8号館1階教務部教務課カウンター
申し込み専用の箱を用意していますので、箱に申込用紙を提出してください。
*詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。