学部横断ゼミブログ

2019.05.01
「急げ」と「焦るな」の両方を意識する
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子


大川印刷担当チームでは、4月24日(水)に実施された㈱大川印刷主催SDGs報告会に参加した学生からの報告も行われました。企業の取り組みの内容だけではなく、その報告会の肌で感じた空気感を説明することは難しかったようですが、貴重な経験を共有できる場となりました。
フェーズ1の授業中に三学部合同で集まるということはほとんどありませんが、他学部のチームが進捗状況を知ったことで新しい視点に気づき、今後のフェーズ1の課題調査により深みが出てくることを期待したいと思います。

どのチームも今は調べるべきものが何かも曖昧で、手探りの状態です。教員からも授業中に「しっかり根拠づけを示すように」「自分たちのオリジナリティを発揮できる部分はどこか考えてみて」「企業の強み・弱みを可視化してみよう」など、迷走している学生たちに声かけが行われていました。

不安になる気持ちを抑えながら、自分たちの言いたいことの芯を捉えるまで、ねばり強くたくさんの情報を集める努力をしてもらいたいと思います。
チームメンバーへの遠慮も無用です。どんどん発信し、違っていたら謝り違う方法を考えるなど、柔軟な思考で一歩ずつ進んでください。
「学部別になり、作業を進めた。話し合って決めて調べて分析して進めていく中で、やはり思うように進まないこともたくさんある。そんなときに、結局何をしたらいいのかわからなくなってしまったりする。チームとして軸が定まっていないからなのか、軸が抽象的すぎなのかはわからないが何か原因があるはずである。1つひとつ解決していき、前に進んでいく。それに加えて、柔軟に物事を考えられるようにする」
「私は考えや状況をまとめることに時間がかかってしまう。そのため黙り込んでしまうことがしばしばあり、話し合いにうまく参加できない。そうであるのに、例えば自身で話の要点がまとまらないまま話をはじめ、途中で自分が何をチームメイトに伝えたいのかわからなくなってしまった。発表にも通じるものだが、しっかりと軸をもって物事を進めていくことが大切だ」