学部横断ゼミブログ

2018.07.24

活動全体の振り返り

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

7月21日(土)2時限目~4時限目に授業が行われました。

最終報告会を終えた後の授業は、これまでの活動を自分自身の取り組み方はもちろんチーム全体ではどうだったのか、振り返りをする時間に当てています。

最終報告会を終えて1週間たち、少し冷めた頭で振り返りを行いました。

この授業では学習目的の1つが、担当する企業の『CSR報告書』を作成するプロセスで社会人基礎力を育成することです。午前中はまずチームで苦労した点やぶつかった壁をどのようにして乗り越えたのか、「社会人基礎力」の12の能力要素を指標にチームごとに発表してもらいました。丸高工業チームは演劇でチーム活動の中で起きた葛藤を表現し、協栄産業チームはこのプロジェクトに必要と感じたことを「横断14カ条」として墨で書いて発表しました。創造力を充分に発揮した発表でした。

その後チームメンバーによる「360度評価」と「他者評価」、午後には担当企業チームごと・役割ごとそれぞれの振り返り、キャリアコンサルタントとの第3回目の面談と盛りだくさんのブログラムを行いました。

チームメンバーやキャリアコンサルトといった他者から評価されることは、新たな自分の発見もあれば、聞きたくなかったと思う辛い評価もあるでしょう。この授業では、良い評価も悪い評価も受け止め、自分の長所と短所を確認し、最終的には正確な自己評価ができるようになることも意識させています。

 

この授業を履修した理由はそれぞれです。この授業で得る経験も一人ひとり違います。今回の振り返りの中で、自分なりに見えた視点を自分の言葉で表現できるようになったとき、得られた経験が履修生それぞれの力となっていくでしょう。

最後に授業後の日記を紹介します。

「今回の授業を通して、自分自身のことをきちんと見つめ直すということはやはり大切なことであるなとも思った。横断ゼミ中私は、自分とは何なのか、自分は今後どうしていきたいのかということをずっと自問自答していたのだが、結局自分の軸は変わっておらず、何を大切にしていて何を望んでいるのかということが、自分を見つめ直すことで再確認できたように感じている。その為、横断ゼミが終わってからも、自分の何が強みで、何が足りていない所なのかということを考えながら過ごしていきたい。そして、常に今見えている場所よりも、もっと高みを目指して、なりたい自分になれるよう、これからも頑張っていきたいと思った」

「今日は横断ゼミ最後のキャリアコンサルタントとの面談が行われた。一人で頑張ろうとしても大きな岩を動かすことはできないが、全員が一人残らず結集するとうまく動かしていくことができる。面談を通し、このことは当たり前のようだが、一人でも欠けていてはうまくいかないということに不思議なものを感じた。また多くの経験をするからこそ自分に合ったものが見つかるということも面談で気付いたことだ。安定を求め、なかなか新たなことに足を踏み出せないタイプだが、これからもチャレンジすることを怠らないようにしていきたいと思った。チャレンジには勇気がいるし、それなりのストレスもある。このゼミに応募するにあたってかなり緊張もしたし、実際に入ってみてやっていけるかどうか不安だった。やらなければよかったと思ったときもあった。それでも辛いこと嫌なことばかりではなく、それ以上に多くの素晴らしいものを得ることができる。そのことを決して忘れないようにしようと思った」

【在校生へのお知らせ】2018年度後期履修生追加募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2018年度後期履修生を追加募集しています。履修対象者は全学年です。

詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。

 

履修申し込み期間:2018年8月3日(金)まで