学部横断ゼミブログ

2018.07.11

プレ発表

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

7月9日(月)2時限目に授業が行われ、今週土曜日に行われる最終報告会のためにプレ発表を実施しました。

学生たちは先週授業での『CSR報告書』ドラフト提出から連日、追い込みの作業が続いています。

 

プレ発表後、教員からは「言葉に力がない」「具体性が欠けている」「チーム全体の甘えが発表内容に出ているのではないか」と厳しいコメントがありました。最終報告会で配布する『CSR報告書』と発表内容いずれも仕上がりにはまだまだ程遠い状態のチームもあります。あと数日で完成させるために、チーム力を何としてでも発揮してもらいたいと思います。

たくさん話し合いをして伝えたいことはあるのに、それを伝えるために言葉や図や写真などで表現しようとしても思ったようにできません。チーム独自の表現方法として適切なものを探しあてることが、話し合いの中で一番難しく時間がかかるようです。<伝える形>をどうするのか。この苦しみの中で、発信力が鍛えられていきます。

<伝える形>を決めたらあとは作りこむだけです。時間がないからと役割分担した作業となってしまっては、一つの流れとして発表することはできません。チームの成果として発表するためには、チームメンバーの作業にも指摘していかなければなりません。自分が担当してないところを指摘することは勇気がいるでしょう。ただ、自分の担当していないところだからこそ新たな視点で何が良くて、何が悪いのかを見極めることができます。チームの発表としてより良いものに仕上げるためには、もう遠慮は必要ないのです。

授業開始当初に配布した『ガイドブック』には、<授業のもう一つの目的>として「自分の殻を破る」と書かれています。プロジェクトがうまく進まないことを人のせいにするのではなく、活動を人任せにするのではなく、自分の殻を破り積極的にチームのためにできることを考えましょう。今すべきこと、今伝えることを見極めながら、気持ちよく作業できるチームの雰囲気があれば、活動した全員の息吹が感じられる素晴らしい発表になるのではないでしょうか。
いまあるこの時間を精一杯取り組み、7月14日の最終報告会では笑顔で発表できることを期待します。

お知らせ・7月14日 三学部横断型ゼミナール・プロジェクト 最終報告会

三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。

どなたでも聴講することができますので、ぜひご来場ください。

 

・開催日時:7月14日(土) 11時~13時15分(入退場自由・予約不要)

・開催場所:武蔵大学8号館 8503教室