学部横断ゼミブログ

2018.07.05

CSR報告書のドラフト提出

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

7月2日(月)の2時限目に授業が行われました。

7月14日(土)の最終報告会に向けて担当企業の『CSR報告書』のドラフトを教員に提出しました。教員からかなりの修正が入り、まだまだ完成までには時間がかかりそうですが、まずは『CSR報告書』のドラフトを完成できたことは、一つの達成感を感じたのではないでしょうか。

先週1週間の2チームの頑張りには目が見張るものがありました。一人ひとり頭に描く担当企業への思いをチームの形として『CSR報告書』として具現化していくには、なかなか大変なことです。自分一人の意見としてまとめるのであれば簡単なものの、チームメンバーの意見を一つにまとめるためには、話し合いが必要です。「こんな時間は無駄だ」「疲れる」そんな声も聞こえてくることもあります。しかし、結論が出ずに時間のかかる議論をぜひ楽しんでみてください。そのプロセスから何を学べたかが大切です。

『CSR報告書』への教員からの容赦ない指摘にも学生たちは前向きに頑張っています。「少しでも良いものを」という気持ちが伝わってきます。ぜひ最後まで考え抜く・頑張りぬいた経験してほしいと思います。その経験がこの授業を履修した成果であり、今後の宝となっていくでしょう。

 

教員からの指摘は、編集方針といったCSR報告書の軸となる部分から色使いまでさまざまでした。行き詰っているところがあれば、なぜそうなったのか別の角度からとらえ直してみましょう。今週はこの『CSR報告書』の内容が聴き手に伝わるように、内容をしっかり固めていく時間です。分担する部分は各自きちんと責任をもちつつも、全員が全体のことを考えて進めていく必要があります。別々の作業をやっていても、やはり最後はチームワークが必要です。

 

来週の授業は最終報告会前の最後の授業となり、プレ発表を行います。

チームでの対話を積み重ねながら、最後まで突き進んでください。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「放課後、先生方のご指導を受け、不安感に襲われた。まだ何もできていない、素直にそう感じた。細かい箇所はおろか、内容レベルでの修正が多く見られた。私たちも、もう一度考えなおさなければならない部分は把握していたが、それをはるかに上回る結果となった。この結果を受け、私たちはどう動くのかが大切である。修正箇所は多い、これからパワポや原稿をつくらなければいけない、けれど時間がない。この状況に私たちはどう向き合うのか、どう対応していくのかが試されていると感じる」

「「過程」と「結果」どちらが大事かと聞かれたら私は「結果」が大事だと答える。「結果」を出さなければ評価もされないし、その「結果」によってはそれまでの「過程」も美化されることがありうるからだ。しかし、私にとってこの3学部横断ゼミの「過程」は、自分を成長させるための貴重な機会であり、「結果」が良いものにしろ良くないものにしろ、この3ヶ月間はかけがえのない財産になったと現時点でも言うことができる。残り2週間と少し。自分に足りないところはまだたくさんある。自分の成長を最後まで止めずに、ここまでやってきた「過程」の集大成をCSR報告書に詰め込み最高の「結果」になるよう精一杯みんなで頑張っていきたい」

お知らせ・7月14日 三学部横断型ゼミナール・プロジェクト 最終報告会

三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。

どなたでも聴講することができますので、ぜひご来場ください。

 

・開催日時:7月14日(土) 11時~13時15分(入退場自由・予約不要)

・開催場所:武蔵大学8号館 8503教室