学部横断ゼミブログ

2018.04.27
フェーズ1(学部別の調査段階)スタート
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

4月23日(月)の2時限目に授業が行われました。今回より学部別の活動となり、自分の学部で学んできた知識を用いながら、課題に取り組んでいきます。
このゼミは中間発表会までの学部ごとの活動をフェーズ1、それ以降の三学部合同の活動をフェーズ2と呼び、2段階の構造で成り立っています。フェーズ2での三学部合同での活動は、学生に異なる考えや価値観に気づかせ、現代社会で生きる上で必要な「多様な視点」を学生が身に付けることを企図していますが、その前にまずは自分の専門性をしっかり認識させることを大切にしています。
先週の土曜日に企業担当者の方々からたくさんの企業情報をご教示いただきましたが、それはまだ氷山の一角にすぎません。各学部の課題に対して、いろいろな角度から調べていく中で、見えてくることがあります。このゼミは実際の企業を相手にしているため、「学部で学んだことはこのように役立った」「ここから先は実践の場で学んでいく必要があるようだ」、そのようなことを肌で感じることができます。
教員からは「中間発表会のパワーポイントを仕上げることが目的に活動しないように。私たちらしさを出し、分かりやすい発表を期待している」という声掛けがされていました。

課題はチームで取り組んでいきます。このゼミではじめて会ったばかりのチームメンバーとの活動は、まだまだ遠慮があるようです。自分の思いをすべて言葉にすることはできません。相手も同様で、思いをすべて言葉で発信してくれているわけではありません。まずはお互いを知ろうとする努力が必要なようです。
フェーズ1の活動の中で、どんな知識を増やし、どんなことを感じていくのか。学生たちの活発な活動を期待したいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「CSRの構成について各自で調べたものをメンバーに発表するとき、自分が何か変なことや論点がずれていることを発表しようとしているのではないかと不安になり、まごついて話の流れを止めてしまいメンバーに迷惑をかけてしまった。どんな意見でも、それは違うと言われることを恐れていると話にならない。自分から自信をもって発表することができるように努力していかなければならず、そしてそのためには準備の質をもう少し上げていかなければならないと感じた」