学部横断ゼミブログ

2017.10.11
実りある話し合い
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

10月9日(月)2時限目に授業が行われました。
各自調べてきた情報を全体で共有し、活発な話し合いが行われていました。
経済学部は5Forces分析やVRIO分析を使いながら、担当企業の内部と外部それぞれの分析を行っていました。人文学部はKJ法を用いながら、担当企業の風土や文化を探っていました。社会学部は各自分担した情報をレジュメやパワーポイントにまとめ、聴き手の理解がより深まるように配慮していました。
どの学部も白紙の状態からチームで課題に対する分析結果をまとめていきます。
今はとにかくたくさんの情報を集める時期です。「何のための情報収集なのか」目的を見失わないように気を付けながら、作業を進めてください。

このゼミは中間発表会までは学部企業チームごとの活動(フェーズ1)を行い、各学部の専門性に応じた課題を調査させています。これは学生に学部の専門性を意識させることで、社会において自分の専門の重要性や意義に気付くことを企図しています。
学部のゼミや講義で得た多様な知識を、このゼミで組み立てたり活用したりすることで、今まで学んだ科目同士の関連性を理解させ、教育効果を高めていきます。
同じ学部・学科でも所属するゼミによって学ぶ内容は異なります。今回の授業中も自分の専門分野を教えたり、チームメンバーの専門分野を教えてもらったりと学び合いの場面が見られました。
いいものを作り上げるには時間が作りますが、自分たちの納得いくまで話し合いを行ってください。

最後に学生の授業後の日記を紹介します。
「思った以上に5forces分析をするのは難しく、議論に詰まってしまうことが多かった。しかし、議論に詰まった際も脱却しようと皆が他の考えが出来ないかなど自ら調べていて良いことだなと思ったし、以前よりも社会人基礎力でいう主体性が上がっているなと感じた。その後、PPM分析を行ったが行っている事業が細かく、これも難しかった。しかし皆がきちんと事前に調べていたので思ったよりも進んだと思う。自分たちが決めた課題に加え、自分が気になったことを調べてくることが多くなったので、以前よりも知識が圧倒的に増え、私も自分が納得いくまで調べるようになった。プロジェクトが始まった時より、自分の成長を少しだが感じることが出来た一日であった」