学部横断ゼミブログ

2017.06.28

CSR報告書のドラフト提出

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

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6月26日(月)の2時限目に授業が行われました。今回は7月15日の最終報告会で配布するCSR報告書のドラフトを教員に提出しました。先日の授業で「このペースだと間に合わないのでは?」と教員から指摘されたこともあり、2チームともにドラフトを完成させて提出することができました。

 

先週の月曜日以降、授業用SNSでも活発なやり取りが見られ、今回のCSR報告書のドラフト作成を頑張っている様子が見受けられました。ただし、アウトプットされた出来栄えはまだまだだったようです。「全体のテーマがない」「テーマに沿ったコンテンツになっていない」「テーマとして提示した言葉について理解ができているのか」など2チームともにたくさんの指摘を教員から受けていました。

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三学部合同チームになったフェーズ2では13人と14人のチーム編成で活動していますが、大人数ならではの甘えが出てきてしまうようです。「だれかがやってくれるだろう」「自分はこの程度で大丈夫だ」と考えていくと、結局はフェーズ1での3~5人のチーム編成のときより、アウトプットの質が下がることもありえます。

 

この授業の目的の一つに<社会人基礎力の育成>が掲げられています。社会人基礎力には12の能力要素がありますが、その中に<状況把握力>があります。チームでの協働作業の中で、自分の置かれた立場や能力に応じて、チームがうまく機能するように動けるようになることを意識してほしいと思います。そのためには<働きかけ力>や<柔軟性>も意識することが必要でしょう。このゼミで、チーム作業の醍醐味を存分に味わいながら、社会人基礎力も伸ばしていってください。

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次回はプレ発表を行います。CSR報告書の修正に加え、パワーポイントの作成、また「今提示しているテーマが、担当企業の社会的責任を表現できているのか」という根本的な疑問も残ります。やることがたくさんありますが、最後まであきらめることなく取り組んでほしいと思います。
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最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「時間のない中でメンバーと協力することや、自分の作業内容をお互い把握しあうことが重要になってくるとともに、緊迫した雰囲気の中で少し場を和ませるような精神的な余裕が個々にできてくるとよいと感じた。残り短い時間でやるべきことは非常に多くあるが最後まで根気強く課題に対し取り組み、メンバーや自分を大切にしながら進めていきたい。現段階が一番つらい時期かもしれないがこの機会に多くのことを考えさせられ、自分の視野が狭くなっていたことや、スケジュール管理、作業効率やスピード、他メンバーの行動や仕事分担の選択の比重、メンバー内の温度差やさまざまな考え方・価値観があることに改めて気づくことができた。そして、困難な状況からも目を背けずに自分や仲間が成長できるように努めていきたいと思った」

 

「先生方から仮ドラフトの指摘されたものが返ってきたとき思っていた以上にたくさんのところが指摘され、チーム全員で協力していかなければ発表に間に合わないと感じた。実際にこの仮ドラフトを作るまでの間でも、やることが多い人と少ない人とで仕事量に大きな差がでていたと感じた。これからの作成における過程では誰かがたくさんの仕事を請け負わないように全員がすすんで仕事に取り組んでいけるようにしたいと思う」

お知らせ・7月15日 最終報告会

三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。

どなたでも聴講することができますので、ぜひご来場ください。

7月15日(土) 13時~15時20分 武蔵大学8号館 8503教室

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