学部横断ゼミブログ

2016.12.09

CSR報告書のドラフトを提出

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

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12月5日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。

今回の授業ではCSR報告書のドラフトを教員に提出しました。三学部横断チームになってから4回目の授業までに、CSR報告書のたたき台を作成することは、毎回ハードなスケジュールだなと感じますが、学生たちは大変ながらもやりがいに感じながら頑張っていました。

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教員は提出されたCSR報告書を丁寧に読み込んだ後、学生たちにフィードバックをしました。「テーマと報告書の内容が合っていない」「この図は何を伝えるために掲載したのか」「細部にこだわりきれていない」など、たくさんのコメントがありました。学生たちはその指摘を元に12月17日の最終報告会に向けて、CSR報告書を練り直して完成させていきます。
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フェーズ1の活動では学部ごとに分かれて企業やCSR報告書について分析してきました。フェーズ2ではその分析を元に、足りないことは調査しなおしさらに説得力のある内容として、CSR報告書にまとめあげることを求められています。「まだまだ説得力ある内容とは言えない」と教員からは指摘されていました。掲載する内容が担当する企業にとって、必要な項目なのか、必要だと思う根拠は何なのか、もう一度チームで考えてみましょう。

今週は2チームともに課題提供いただいた企業に訪問させていただきます。そこで実際に見聴きしたことを記事に盛り込むことで、さらに『CSR報告書』に新たな息吹がもたらされることでしょう。

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今回の授業で課題の『CSR報告書』が不完全ながらもようやく形となりました。実際に冊子となったことで、見えてきたことはたくさんあります。「テーマがチーム全員で共通認識できていなかった」「まだまだ話しきれていない部分が多かった」「あるチームメンバーに仕事が偏ってしまったのではないか」「なかなか活動に参加しきれずにチームの中の自分の役割が見つからない」など、CSR報告書の中身はもちろんチーム状況についてなどさまざまな問題が山積みです。最終報告会まであと2週間ですが、ある学生が「まだ時間はある」と授業中に話していました。学生たちがどのようなラストスパートを見せるのかを楽しみにしたいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「今の報告書では得た知識をただ記しているだけであり、自分たちのオリジナリティを出すことができていない。そして何よりも捉え方に食い違いがあったことが問題であり、情報共有ができていなかったことは自明である。基本的なことであるが故に情報共有を怠ってしまいこのようなことが起きてしまったと思うため、「おそらく知ってるだろう」などのような考え方は捨て、こまめに情報を共有していく。そして最終報告会まで意見や情報の食い違いがなく、スムーズに作業を進めていきたい」

お知らせ・12月17日 最終報告会

三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。

どなたでも聴講することができますので、ぜひご来場ください。

12月17日(土) 13時~15時20分 武蔵大学1号館 1201教室

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