学部横断ゼミブログ

2016.11.16

中間発表会

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20161112月2-3

11月12日(土)は課題提供企業の企業担当者を招いて、月曜2時限クラスと月曜3時限クラス合同で中間発表会を行い、各学部の調査結果をプレゼンテーションしました。

 

10月31日のプレ発表から2週間をかけて、各チームともに内容をまとめ直しての発表でした。どのチームも努力の跡を見ることができましたが、授業後の日記では「後悔が残る発表だった」「もっと練習をすればよかった」など反省点が多く見られました。

企業の方々からは「なぜの部分をもう少し突き詰めてほしい」「情報収集のみに終わっているので、分析は今後に期待したい」など多くのコメントをいただきました。

20161112月2-2

午後は企業との座談会、キャリアコンサルタントとの面談、チーム内での中間発表会までのフェーズ1の活動の振り返りと盛りだくさんのプログラムでした。

発表してただ終わるのではなく振り返りの時間を設けることで、最終報告会に向けてフェーズ2の活動をどのようにしていけば良いのか考えていきます。

20161112月3-3

今回の発表に達成感を感じた人、感じることができなかった人それぞれいるようです。達成感を感じることができなかった人は「次に頑張ろう」と思うだけではなく、自分がなぜできなかったかの理由もしっかり考えてほしいと思います。今後、今回の経験を生かしていくためには、この成果をどのように意味づけするかが大切です。

 

企業の方の前で発表することは初めての学生も多かったと思いますが、この緊張感こそが学生の活動のモチベーションにつながっています。お忙しい中、ご来校いただきました株式会社イシダ、リオン株式会社の担当者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

20161112月3

授業後の学生の日記を紹介します。

「人文学部の知識を生かしながら企業研究をできて、非常に嬉しかったです。自信がついたし、自分の専門分野に誇りを持てるようになりました。また、意外にも自分が今まで他のゼミや授業で養ってきた「調べる力」「情報処理能力」が役に立ったので、企業担当者様の「足を速くする為に何をするか」の話に似て、今後、他の授業とこの横断ゼミが相互に良い影響を与え合うといいと思います」

 

「土曜日に企業担当者様の話を聞いて、失敗の本当の原因は自分の情熱のなさだと気付いた。一歩踏み込んだ発表が出来なかった原因である。私は何かに夢中になったり、頑張ったりした経験がなく、それがコンプレックスで、何かに一生懸命取り組みたい気持ちから横断ゼミをとった。それなのに、フェーズ1の私は形だけ頑張っているだけで横断ゼミを最優先に取り組むことが出来なかった」

 

いよいよ12月17日の最終報告会に向けてフェーズ2がスタートです。

先が見えずに不安になることも多いとは思いますが、すぐに結果が出ないことのために努力を続ける経験を大事にしてください。