学部横断ゼミブログ

2016.07.13

最終報告会

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20160709 月2

7月9日(土)企業の担当者をお招きして月曜2時限クラスと月曜3時限クラスそれぞれ最終報告会を開催しました。また、最終報告会終了後、2クラス合同4チームで社会人基礎力の発表を行い、このプロジェクト期間を通じてどのような苦労に直面し、いかに乗り越えたについて発表しました。

 

最終報告会を終えて、完全燃焼したチームもあれば、不完全で終えてしまったチームもあったようです。この授業の課題は「CSR報告書の作成」と「今後のCSR活動とCSV活動に対する提案」ですが、そのなかで<自分の殻を破る><今学生としてできることを知る><自分について表現できるようにする>なども授業の目的としています。

一歩踏み出し<自分の殻を破る>ことに成功した人は、<違う自分>に出会うことができたはずです。<自分について表現できるようにする>ことが叶わなかった人は、もっとチームメンバーに対してこう接すれば良かったと後悔に終わっているかもしれません。

今回の経験を自分の中でどう整理していくかが、次の成長につながっていきます。

20160709月3-3
3ヵ月半という短い期間の中で、チームメンバーと一緒に担当する企業について研究し、CSR報告書を完成させるまでには集中力とチームワークが求められました。どのチームも<チームづくり>に苦労していたようです。なぜうまくいったのか、またはうまくいかなかったのか、しばらくはこの経験をスタート時点から最終報告会までの日々を思い出し、自分の行動について振り返ってみましょう。
20160709月3

授業後の学生の日記を紹介します。

「横断を通して、たくさん思うことがあった。チームで何か一つのことをやる難しさ、普段関わらないような人と関われたこと、人の痛み、人の優しさ、自分の未熟さを知った。この経験を生かして、今後のチーム活動に活かしていきたいと思う。そして、少しでも自分の弱いところを直していきたい」

 

20160709月2-3
「この横断ゼミに参加しなければ、考える事もなじみもなかったCSRについて考えることができ、社会人基礎力を意識する事で、今の自分を見つめるよい機会となった。少しでも自分のできることで力になろうと思い、取り組んできた。まだまだできることはあったと思うが、自分がやるべき事を考え、今何を話し合うべきなのか、何が分からないのかをはっきりとさせながら、参加する事ができた。その面では主体性や課題発見力がついたし、自分の意見をはっきりと伝える発信力をつけられた」
最後になりましたが、お忙しい中、最終報告会にご参加いただきました課題提供企業である株式会社岡村製作所、日本アイ・ビー・エム株式会社、水上印刷株式会社、ロート製薬株式会社の担当者の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

【在校生へのお知らせ】2016年度後期履修生追加募集について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2016年度後期履修生を追加募集しています。履修対象者は、2、3年次生です。

詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。

 

履修申し込み期間:2016年7月22日(金)まで