学部横断ゼミブログ

2016.07.07

プレ発表

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20160704月2

7月4日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われ、最終報告会のプレ発表を行いました。

 

7月9日(土)の最終報告会では、実際に制作したCSR報告書の構成を沿って内容をプレゼンテーションしていきます。学生の発表内容は以下3点になります。

①フェーズ1の成果を踏まえたCSR報告書のコンセプトやオリジナリティ

②具体的なCSR報告書の内容

③担当企業の今後のCSR活動とCSV活動に対する提案

20160704月3-2
今回のプレ発表では、まだまだ発表のコンセプトが定まらず苦労しているチームもありました。先週初校を提出したCSR報告書は大分改善されていましたが、まだまだ作りこみと修正が必要なようです。現時点で課題としてあがった点をあと数日でなんとかしなくてはいけません。根気がいる作業ですが、チームワークの見せ所です。
20160704月2-2

この授業では「CSR報告書を作成する」ということを目標にチーム活動を行っていますが、一人ひとりこの授業で達成したい目標は違います。なかなか終わらない作業の中で、「もう嫌だ」「やめてしまいたい」と思ったときには、なぜこの授業を履修したのか原点に戻ってみるといいかもしれません。

 

ここに到達するまで最終報告会で「伝えたいこと」を何度もチームで話し合ってきました。一人ではなくチームメンバーと一緒だからこそ頑張れたことも多かったのではないでしょうか。せっかく履修したのだから、チームのために自分のできる役割を探して実行していかなければ、後悔の残る発表になってしまいます。ぜひ最後まであきらめることなく頑張ってください。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「この1週間、「12人で1つのものを創り上げる」ためには、チームでの話し合いがいかに大切かがよく分かった。部分的に分業をする方が効率がいいときもあるが、皆で議論する場、共有する場がなければ1つのものを創り上げることなど出来ない。改めて、チームで動いているんだと思わされた。皆で集まる時間はこれまで以上に大切にし、残り1週間、納得いくまで練り直していきたい」

 

「横断をやっていてひしひしと感じることは、相手を思いやる「想像力」の大切さである。「遅れる」という裏にはその人のために誰かが待っているということ、「意見ください」の裏には誰かが時間を割き、案を考え、提案できる形まで作っているということ、言葉の背後にある誰かの労力を想像する力がチームで動くうえで重要だと思う。私は普段から時間にルーズで、待っている相手のことを思いやれていなかった。横断では相手を思いやる心の大切さを、身をもって学ぶことが出来たと思う」

お知らせ・7月9日 最終報告会

三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。

どなたでも聴講することができますので、ぜひご来場ください。

 

7月9日(土) 13時~15時20分 武蔵大学1号館 1201教室、1203教室

詳しくはこちらから。