学部横断ゼミブログ

2016.06.10

フェーズ2スタート

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20160606月2
6月6日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。いよいよ経済学部・人文学部・社会学部の横断チームを構成し、各学部がフェーズ1で調べたことをベースにして課題に取り組むフェーズ2がスタートしました。フェーズ1では4~5名で行われたチーム活動が、フェーズ2では1チーム10~12人での活動となります。
20160606月2-2
フェーズ2では7月9日(土)に開催する最終報告会に向けて担当企業の「CSR報告書」の編集方針、構成、コンテンツ、デザインなどを話し合いで決めていきます。CSR報告書の具体的内容を考えていく一方でチームメンバーが増えた分、新しい人間関係を構築しながら進めていくことも求められます。お互いの信頼関係ができないと、伝えたいことが遠慮して言えなかったり、伝わらなかったりという状況が起こりますが、社会人基礎力の<前に踏み出す力>を意識しながら取り組んでみてほしいと思います。
20160606月3
フェーズ2開始にあたり、教員からスケジュールの説明がありました。約1ヵ月でCSR報告書と最終報告会での発表内容を作成していかなければなりません。ただフェーズ1の調査結果を意見交換するだけでは、CSR報告書は完成しません。何を決めるのか、それをいつまで形にするのかを明確にしていくことも必要です。計画力を意識しながら、CSR報告書を通して自分たちの「伝えたいこと」が明確になるまで、思う存分議論をしてください。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「初めの授業でやはり感じたのが、CSR報告書と最終発表の準備にかける時間が非常に限られたものである、ということだ。11人という大人数になり、全員で集まり作業を進める時間も多いわけではない。人数が多い分、作業内容を明確に決め、分担を行い効率良く成果を積み重ねていきたい。また、意見や考えの相違が生まれてくるだろうが、どんな意見や考えも把握しながら「なぜ?」を追究していくことが報告書や発表の質を決定するだろう。話し合いの時間管理もしつつ、限られた時間を有効に使いたいと思う」

 

「共同作業を行っていくうえで、今回の仲間は学ぶところがたくさんあると思う。特に、今回の司会者の発言者に対する態度だ。「ありがとう」といえる姿勢は、心地よく発言する場に欠かせない言葉だと思う。また、書記の板書はとても見やすかった。書きながらも意見を述べていたのも、とてもよかったと思う。議事録も、要点がまとまっていて読んだ際に記憶を呼び起こしやすかった。普段はなかなか人の長所を褒められないが、この場でなら少しずつ表現していけるようにしたい」