学部横断ゼミブログ

2016.05.13
チーム活動
ブログ投稿者::学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

5月9日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。長い連休も明けて、6月4日の中間発表会に向けてこれからが踏ん張り時です。
今回の授業ではどのチームも「情報は収集してみたけれど、どうまとめていったら分からない」「伝えたいことをどのように言葉で表現すればいいのか分からない」と壁にぶつかっている様子でした。そんな中でもチームワークでアイディアを広げていくチームもあれば、なかなか議論が深まらないチームもありました。


中間発表会までの授業前半のフェーズ1では、各学部の担当企業ごとのチームに分かれて作業を行っています。1チーム4~5人と少人数のチーム編成ですが、チーム活動を効果的に行うには時間がかかります。
教員からは「SNSを上手く使って情報共有をするように」と毎週のように声がかかります。なぜチーム活動が上手くいっていないのか、その原因を探ることは大切なことです。

4月の授業開始時には、各学部のチームごとでそれぞれ<チームリーダー><サブリーダー><SNS管理者><プロジェクト管理者><ドキュメント管理者>と役割を設けました。しっかりと自分の役割は果たせているでしょうか。
行動を移すには勇気がいりますが、チームがうまく機能しないといい発表はできません。ぜひ一人ひとりチームのために何ができるのかを考えながら活動してほしいと思います。
最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「相手チームの発表を聞いて、私たちのチームはチーム内での情報共有がしっかりとできていないのではないか、と感じた。そのため余った時間でこれから何をするかを決めるための提案をし、明日の集まりまでに各自がやることを一つ追加して、今までそれぞれが調べてきたことをまとめて共有することにした。リーダーとしてうまくまとめられないと思っていたが、ほかにもスケジュールを管理したり、みんなの話をまとめたり、ほかにもできることがあるのだと気が付いたので、自分ができることからやってチーム作りを頑張っていこうと思った」
「先生に、話し合う時間と再度調査する時間は分けて作業したほうがいいと言われて、そのとおりであると思った。誰かが発表し終わると、その件についての疑問をそこですべて解決しようとし、話し合う人と疑問を調べる人とに分かれてしまい、全員で話し合わずに話が変わってしまうこともあった。全員が同じペースで作業を行い話し合うことが、時間短縮になる。焦りすぎている部分が私にはあったと感じた。CSR・CSVという言葉には多方面に調査し甲斐のある内容が広がっていて、それらすべての内容の疑問に手を付けていたら、いくら時間があっても足りない。発表内容に沿った狭すぎず浅すぎない内容にまとめるというのは非常に難しいことなのだと再認識した」