学部横断ゼミブログ

2016.04.28
フェーズ1スタート
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

4月25日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。今回の授業から学部ごとに教室を分けて、フェーズ1の活動が本格的に始まりました。
フェーズ1では経済学部・人文学部・社会学部の専門性を生かして、課題を調査・分析していきます。

月曜3時限目の人文学部の授業では、まずは学部でやるべきことを教員から説明がされました。人文学部は主にCIという考え方を学び、それを手がかりに、<企業風土><企業文化>という実体のつかみにくいものを把握しようとしています。自分たちの考えをどういう手段で伝えるかという教員の問いに、学生たちは「文章」「キャッチコピー」「映像」「図」などさまざまなアイディアを出していました。
またどの学部もまだまだ情報収集が足りないことを教員から指摘を受けていました。ホームページやネットの情報に偏るのではなく、業界紙や社史などさまざまな文献を読み分析していくことで一層研究に深みがでるでしょう。


この授業では独自のSNSを展開し、企業担当者・チームメンバー・教員とのコミュニケーションが円滑にできるようにしています。このSNSには、「ブログ」「プロフィール」「掲示板」「教員とのメッセージ送受信」の機能がそなわっています。調べた情報もチーム内で共有するために授業用SNSの「掲示板」にその都度アップしていきます。
SNSでの仮想空間とチームメンバ同士で直接話し合う現実空間の2つのコミュニケーションをうまく使い分けながら、調査に取り組んでください。
最後に学生の授業後の日記を紹介します。
「今日から、学部ごとに教室が分かれて話し合いが行われた。前回とは違い、みんながある程度CSRとCSVについて理解したうえで、みんなでコンセプトを立てるために、それぞれのイメージなどをホワイトボードに書き上げていった。図で表現してみたり、対比の意味を考えてみたりもしたが、そもそもの概念に色々な考え方があるため、まずは私たちグループの中で、定義を定める必要がある。今回の話し合いでは、自分の考えるCSRとみんなが考えるCSR、それぞれのイメージに相違点を感じたが、お互いの意見を出し合うことで考えの統一につながる一歩にはなったと思われる」
「開始早々失敗したと思ったことは、リーダーとして、今日何をするのか事前に考えてくるべきだった。中間発表まで時間がない中、毎回の授業をもっと大事にしていかなければならないと強く思った。メンバーの一人一人の主体性に助けられ、上記の内容をしっかり話し合うことができた。役割にとらわれず、積極的に意見を言い合えることがこのチームの良いところだと思った。」