学部横断ゼミブログ

2016.04.27
課題提供企業担当者との初顔合わせ
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

4月23日(土)は課題企業の担当者をお招きして、午前中は会社概要のプレゼンテーションを受け、午後は懇談会を行いました。また午後にはキャリアコンサルタントとの第1回面談を実施しました。
お忙しい中、ご来校いただきました企業担当者の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

6月4日(土)の中間発表会までは学部ごとに分かれての活動を行い、各学部の特性を活かさなければできないような調査課題に取り組んでいきます。
経済学部は<企業活動の実態>を多角的に分析し、人文学部はCIを手がかりに<企業風土>を探り、社会学部は<CSRとCSVの概念>を調べます。
今回の懇談会では、各学部の課題解決に向けて、企業の経営方針や社風などさまざまな点から質問させていただきました。

懇談会の後には学生たちだけでグループワークを行いましたが、懇談会の学生たちの感想には、「自分の学部の課題をしっかり理解できておらず、課題にそった質問ができなかった」「ホームページばかり調べてしまい、もっと違う資料も調べてから質問するべきだった」などの感想があがっていました。
今回の授業における企業との懇談会や学生同士のグループワークで、「伝える」ことの難しさを痛感したのではないでしょうか。相手に伝えるためには何が必要なのか、この授業を通して考えていってほしいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「経済学部、社会学部、人文学部とうまくローテーションするような流れで質問を進めた。しかし、そうすることで内容が飛んでしまったり、同じような内容を時間が空いてから聞く形になってしまい、企業の方からしたらとても答えづらい環境だっただろうと、終わった後に気付いた。また、こちらが伝えたい質問内容と、企業の方の受け取り方が違うことがあった。相手が聞きやすい環境づくりで話せておらず、伝え方にも問題があったというのを痛感した。これは、発信力が不足していたと言える。どのように話したらうまく伝わるのか、チームでの連携が必要であるのと共に、各自が今一度確認するべきだと感じた」
「学生だけで話し合いをしました。ここで私が思ったことは、人数が多い時の話し合いの円滑な進め方です。メンバーの考え方はそれぞれなので、相容れないこともあり、ぶつかってはいませんが、どうしたらお互い納得して話し合いをまとめることができるのかわかりませんでした。また、メンバーの案がでなくなったときや、話に詰まった時に、どうやってうまく進むようにすればよいのか。こういう時に状況の把握力があれば、聞き役に徹したり、逆に意見をうまくはさめたり、チームに貢献できるのかなと感じました。そこが自分で今日未熟だと感じたので、これからの話し合いの時も意識していきたい」