学部横断ゼミブログ

2015.11.13
三学部横断チーム始動
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子



授業後の日記には、「今何を話し合っているのか分からなくなった」「大人数での話し合いは大変だと思った」と書かれていました。分からないと思ったときは、立ち止まる勇気を持ち、お互いの状況を確認しながら進めていくことも大切です。
たくさんの人数で議論を進めるために、事前にSNSで議題を設定し、中間発表会での各学部のパワーポイントを読み込み「やるべきことは何か」を理解しておくチームもありました。また授業後には他学部の調査について分からないメンバーのために説明書を作成し、SNSにアップしている姿が見受けられました。チームに遅れない意識と、チームメンバーを思いやりながら進んでいることはこれからの成長が楽しみだと思わせます。
中間発表会の反省の中で「情報の寄せ集めでしかなかった」という声も聞かれましたが、作成するCSR報告書で「何を伝えたい」のか、「それを効果的にどう表現するのか」をしっかりと議論した上でチーム活動を頑張ってほしいと思います。
最後に学生の日記を紹介します。
「話し合い自体、チーム全体で同じ方向に進んでいる感覚の無いものとなってしまっていた。また、私を含め自分が発言することでチーム全体にどのような影響が及ぶのかを考えた上での発言が出来ている人が少なかったように思える。思ったことをすぐ言うことは少人数ならまだしも、大人数での話し合いだとあまり意味を成さない。そういった意味での発信力を、チーム全体として身に付けていくことが必要であると感じた」
「反省点をあげると自分自身の会議に臨む姿勢・そして準備不足だ。そもそもなにを目的に今回の議論を進めていくのか、それについての趣旨を自分の中で曖昧にしたままで議論が進んでいってしまった。情報共有の必要性についての理解もままならず議論に臨んでしまった。2ヶ月間かけてそれぞれの分野を調べあげてきた。たった1回の発表で本当に理解できたのだろうか。確かに互いに洗練されたPPTを用意してわかりやすく説明され表層では理解できたかもしれない。しかしその結論に至るまでに得た様々な情報や様々な要素がある上でこの考えに至っているということが伝わっているのか不安に感じた。(中略)。まずは皆で1つの方向に向かうための準備をしなければならないと強く感じた。そのためには情報の共有、互いの積極的な意思の発信を行う必要があると思った」