学部横断ゼミブログ

2015.10.30
プレ発表
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

10月26日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。今回の授業は、11月7日の中間発表会に向けてプレ発表を行いました。中間発表会までは各学部に分かれて活動しています。今回のプレ発表も学部ごと担当企業チーム別に発表し、お互いの発表内容についてコメントし合いました。

先週のプレプレ発表のコメントでは、話し方など表現方法の指摘が多かったのですが、今回は発表内容まで踏み込んだコメントが多かったと感じました。発表を見せ合うことで、自分たちの発表の強みや弱みが分かったという声が聞かれ、有意義な時間だったようです。教員からは「発表内容を深めるために、どうスライドの順番を変えるかなど柔軟性を持って取り組んでほしい」「自分達なりの回答を打ち出してほしい」「まだまだ調べたりないのではないか」と厳しい指摘がされていました。

教員からの指摘、相手チームからの指摘をどう捉えて修正していくのかが楽しみです。集めた情報をどの会社にでも当てはまる言葉ではなく、担当企業そのものを捉えた言葉で表現するために、時間をかけて考えてください。安易なところで妥協せずに、最後までより良いプレゼンテーションができるように努力してほしいと思います。
この授業では実際に企業にご協力していただくことで、学生たちが<実社会を知る><業界の見方を知る>機会になっています。自分の学部での特性を意識して課題に取り組むことで、大学で学んでいる意義を確認できることが特徴です。教室で学んだことはこのように役に立つ、しかしここから先は実践の場で学んでいかなければならない。そのようなことを実感することを企図しています。今まで、ゼミや講義で学んできたあらゆる知識を利用し、課題に取り組む中で、新しい自分を発見する機会に挑戦してください。
最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「その後の話し合いでは、そもそも私たちは何を伝えたいのか、何のために発表するのかという根本的なことから話し合った。当たり前の前提のはずだったことだが、私たちにはその話し合いの時間が足りていなかったのだと感じた。また、私たちは集まる時間は確保していたが、きちんと話し合いをできていなかったのだと感じた。それぞれの発表になっていて、実際の話し合いの段階に入れていなかったのだと反省した。来週は授業がない。その中でこんなにも課題が見つかったにもかかわらず、来週の土曜日に発表ということで、正直とても不安だし、焦りを感じる。それでもきちんとチームで課題に向き合い、自分たちが納得できる、そして聞いている人たちにも納得してもらえるような発表ができるよう、これから全力で取り組んでいきたい」
「中間発表まで約1週間半ほど日にちがあるが、私たちの発表がより良いものに成長できるよう、努力を重ねていきたいと考えている。昨日の横断ゼミの授業の後もフィードバックを先生に時間を取っていただいてそのあとすぐにどのように直していくか、弱音を吐きながらも考えることができた。思えば大学に入ってもう1年半ほど経ったが、こんなに一生懸命になれたことはなかったのではないかと感じた。しかし、まだまだ中間発表も終わっていない段階であり、チーム一丸となって同じ方向を向けているという自信もない。話し合いの質や効率も改善すべき点があると感じているしもっと高みを目指して頑張っていきたい」