学部横断ゼミブログ

2015.10.09

フェーズ1スタート

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20151005経済
10月5日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。11月7日の中間発表会に向けて本格的にフェーズ1がスタートし、今回の授業から学部ごとに異なる教室での授業となりました。
20151005社会月3
このプロジェクトの前半(フェーズ1)は、各学部の担当企業チームに分かれて課題を解決していきます。経済学部は「企業活動の実態」を多角的に分析し、人文学部はCIを手がかりに<企業風土>を探り、社会学部は<CSRの概念>を把握していきます。調べ始めた段階であるのに、10月26日の授業ではプレ発表を行うというかなりタイトなスケジュールです
20151005社会
教員は多くの情報を集めることで、より深い分析に到達できることを強調していました。学生たちもお互いの集めてきた情報を確認し、議論することで、まだまだ情報が足りていないことを認識したようです。タイトなスケジュールなため「急げ」と言いながらも、大切なことを見逃さないように「焦るな」という気持ちが一方にあります。
中間発表会で何を伝えたいのか、その核心に迫るまでは、時間がかかります。頭の中でしっかり考え抜くことをおろそかにしないで、課題に取り組んでほしいと思います。

最後に学生の日記を紹介します。
「中間発表で担当している企業の何を特に伝えたいのか話し合った。話していくうちに、「こっちの方がわかりやすいでは?」「実はこういう意味なのでは?」など、今までとは違う考え・意見を出し合う事が出来た。自分自身わからない所を理解出来て、とても濃い話し合いだった。水曜日までに、まだ不十分な知識の所を調べてくる目標も立てられた。お昼や放課後に行う雰囲気とは違い、授業内という緊張感がある中でみなが集中して話し合えたと思う。これからは、静かな教室や机で向き合える形にするなど環境も工夫していきたい」

 

「CSRというものは企業によっても考え方がさまざまで、グループの中でも考えが分かれたため、自分たちなりにまとめるのには少し苦戦した。しかしグループのみんながそれぞれ意見をしっかり持っていたため、話し合うことでよりよい結論が導き出せたと思う。自分ひとりでやるよりも何倍も理解が深められたように感じ、グループ活動のよさを再確認した」