学部横断ゼミブログ

2015.06.11
議論する楽しさを
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

前回よりも話し合いに笑顔も出てきて、チームがなごやかな雰囲気で進んでいる感じを受けました。ただ、フェーズ2の課題である「CSR報告書」の編集方針に関しては、議論しても先が見えずもどかしく感じる学生も多かったようです。

事前に今日の授業で何をすべきかを考えてきたチームは、議論することが明確でしっかりと話し合いができていました。ただ調べてきたことの意見交換だけでは、7月11日の最終報告会までにCSR報告書を作成することはできません。作るために決めるべきことは何かを考えることで、少しずつ前進していくでしょう。

フェーズ2に入り、15人という大人数でのチーム活動は、自分の思い通りに事が進まなかなかったり、意見が食い違い衝突したり、これまでの自分の考え方では通用しなかったりと、うまくいかないことが起きているようです。これまでの自分の価値観を押し通すのではなく、チームで互いのいい面を引き出しながら、作業を進めていってほしいと思います。
7月11日の最終報告会まであと1ヶ月になってしまいました。この機会に、「議論する楽しさ」が分かるくらいにたくさん語り合ってください。
最後に学生の日記を紹介します。
「議論を進めていく中で、合同授業の時と同じことをしている、先週の金曜日行ったことを繰り返しているだけ、など時間を有効に活用できたか、と言われると「はい」とは言えない授業展開だったと感じる。状況把握はできていたのに、発信力が欠けていたと感じる。ぼんやりとした軸は決定したものの、最終報告会まで時間は限られている。計画的に限られた時間を有効活用し、人に聞かせる発表を完成させなければならない。今一度、チームで計画を立て実行していく必要があるのではないかと思う」
「今日の横断ゼミではそれぞれのグループで話し合ったことを報告することから始まり、CSR報告書の中枢を決めた。しかしそれを決めるのに多くの時間を割いてしまい、アイデアを出すことの難しさを実感した。担当企業の行っていることとCSRがどう結びつくのか考えたとき、別の方法もあるのではないかと思ってひとつ提案してみたが、その案は通らず創造力の至らなさを感じた。どうにか方針は決まったが、ここから計画通りに活動が進んでいくのか、内容をどこまで深めていけるのかが自分たちのやるべきことであり、それが最終的にCSR報告書というものになっていなければならない。ただの企業紹介にならないように気を付けながらCSRというものについて学を深めていきながらチーム一丸となって活動していきたい」