学部横断ゼミブログ

2015.05.21

殻をやぶりチームを作る

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20150518人文ニフコ
5月18日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。
今回の授業では、各チーム今まで調査した結果をパワーポイントで発表しました。
20150518社会タカギ
大分知識が蓄積されてきていますが、まだまだ発表内容があいまいで教員からは「何を伝えたいのか分からない」「自分達の言葉で表現しなければ、分かっていないと同じこと」と厳しい指摘がされていました。
たくさんの情報を調べていくうちに、「何のために調べているのか」を見失うことがあります。課題として求められていることは何だったのか、目的に合った調査・分析を行うことができているのか、もう一度ガイドブックを見直して、発表準備に備えてほしいと思います。
20150518経済野上技研
授業が始まって1ヶ月が過ぎました。このプロジェクトでは課題解決の作業の中で、企業の担当者の方々、ゼミメンバー、教員とうまくコミュニケーションをとることを学んでいきますが、まだまだ周りに遠慮している様子が伺われます。チームには、「やる気のある人」「やる気のない人」「うまく発言できない人」とさまざまな人が集まります。いい発表するためには、個性あふれるチームメンバーとどうチームを作っていくかも考えていく必要があります。発表内容を深めていくためには、一人ひとりの個性をお互いが把握し、十分議論できる環境づくりが必要だからです。まずは自分の殻をやぶり、周りをよく見て、自分が今できることに挑戦してください。
最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「まず前向きに捉えたいことは、チームとしての結論が決まったことです。またその結論が欠けているという状態に気づくことができたことではないでしょうか。私たちは担当企業について情報を集め、1つのプレゼンテーションを作りました。しかし、そのプレゼンテーションはいわば点として散乱しており、線ではありませんでした。結論が決まったことによって今後議論が深めやすくなるのではないかと私は期待しています。しかし私たちが中間発表までに消化する必要のあることは、まだまだ沢山あります。スライドの精度を上げることをはじめ、プレゼンテーション自体の練習、医薬品業界について知識を身に着けること、それをいかに他人へ伝わる言葉に変換することが出来るかということなどです。今思い付きでこれだけ挙げられるのですから、実際に私たちが消化する必要のあることはもっと沢山あるのでしょう。今日先生から参考になるであろう本を2冊お借りしました。差し伸べていただいている手を最大限活用し、まず自分自身が必要な知識を身に着けることを来週までの個人的な最優先事項にします。中間発表までに、私は担当企業がどのような会社であるのか、1人でも多くの方に理解していただけるプレゼンテーションを完成させたいです」