学部横断ゼミブログ

2015.05.14

自分たちの言葉で表現する

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

20150511月2人文タカギ

5月11日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。
まだまだ調査不足からか、活発に議論できていないチームもありました。

5月30日の中間発表会までのフェーズ1では、経済学部・人文学部・社会学部のそれぞれの担当企業に分かれて、各学部に与えられた課題の調査・分析を行っています。自分たちが学部で勉強していることがどのように社会と結びついているのか、調査が進むにつれて見えてくるはずです。

20150511月2社会日本ケミファ

授業中、教員から「言葉の意味をしっかり理解しているのか」「調査の仕方が偏っていないか」という指摘が聞こえました。まずは一人ひとりが多くの資料を読み込み、課題について考察してみましょう。そして、その後にチームメンバーと議論していく中で課題の理解を深め、チームの合意に達するまで考えぬく作業が大切です。時間のかかることですが、人を納得させる発表をするためには<自分たちの言葉>で話すしかありません。調べたことは他人の言葉であるということを忘れないでほしいと思います。

学生から「もう時間がないから調べるのは無理だろう」「このパワーポイントはせっかく作ったのだから壊したくない」という声が聞こえてきました。本当に今の資料だけで分析していい発表ができるのか、もう一度立ち止まって考えることも大切です。チームでもう少し議論し、課題と格闘してみてください。

20150511人文野上技研

今回の授業後の学生の日記を紹介します。
「今回の授業で、自分に「発信力」が足りない事に気付いた。発表の後にいくつか質問を受けたが、うまく返答する事が出来ずに結局他のメンバーに返答を任せてしまう事が多かった。私は、頭の中では言いたい事はあるのに、それを論理的に言葉にして相手に伝える事が出来ないという事が多い。発信力を改善するためにも普段から言いたい事を整理してから話す癖をつけたいと思った」

 

「今回の授業ではパワーポイントがほぼ完成された状態で迎えることができたが、授業での話し合いや先生の指摘していただくごとに問題点が発見され、結果的にはパワーポイントをほぼ作り直す結果になった。しかし早い段階で問題点に気が付けて良かったと思う、まだ時間には余裕があるからだ。最初のパワーポイントは使わなくなったがプラスに捉えればCSRについて調べてきた分CSR自体の知識を蓄えることができたし、社会学部チーム全員のCSRについての理解がましたことになり、今後何らかの形でプラスに働くはずである」