学部横断ゼミブログ

2015.01.07

最終報告会

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

20141220リガルジョイント

12月20日(土)に最終報告会が行われました。

制作した担当企業のCSR報告書を自分たちで簡易製本し、企業の方や来場者に配布しました。そして、報告では、構成に沿って内容を紹介するとともに、その過程で自分達がどのような苦労に直面し、乗り越えたかも一緒にプレゼンテーションしました。

 

この授業では、チームでの協働作業を通して、CSR報告書を作成していきます。チームワークができているのか、チームでの話し合いがしっかりできているのか、CSR報告書を見れば分かります。学生たちが「チーム全員の息吹が感じられる報告書が完成した」と感じられていれば、大成功だったのではないでしょうか。

20141220カインズ

学生たちは最終報告会を終えて感じ方はさまざまですが、この経験で何を得て、今後どのように生かしていくのか、今回の授業の成果をどう意味付けするかが大切です。

この授業では、CSR報告書を作る過程で社会人基礎力を伸ばすことも目的にしています。授業のガイドブックには「自分の長所と短所を把握し、克服したり伸ばしたりしてください。現状を把握したのち、具体的に今、大学で、「何をしたらいいのか」分かるような仕組みを開発しています」と書かれています。

この授業での成果をこれからの大学生活でどう生かしていくのか、学生たちのさらなる飛躍が楽しみです。

授業後の学生の日記を紹介します。

「このゼミの中で得た力も多くある。今まで何でも面倒だ、やりたくない、がんばりたくない、と思っていた自分がここまで真剣になって、変われたのは非常にいい経験だったし、変われたことがすごくうれしかった。この得た力を無駄にせず、他の場でも発揮できるようにしていきたい。」

 

「課題に追われる感覚とは違う横断の活動が終わってしまうという時間の切迫感があった。「自分の限界を超えろ」と何度か目にしたり耳にしたりしてきたが、それまでそんなただの根性論は意味が分からないと思っていた。ただ今回少しその考えが変わってきた。日々自分の知らないことを吸収して取り込んだり、新たに挑戦したりすることが多々あった。自分の知識内だけでどうにかしようとするのではなく、自分の知識を広げ、仲間と繋げ新たな知識を増やすことができた。自分を最大限に発揮する力と、自分のキャパシティーを広げる力の両方が向上できたと思う。その点では自分の限界を超えられたのだと思う」

 

最後になりましたが、お忙しい中、最終報告会にご出席くださいました課題提供企業である、エーザイ株式会社、カインズ株式会社、株式会社ラクーン、株式会社リガルジョイントの皆様に心より御礼を申し上げます。