学部横断ゼミブログ

2014.12.12

フェーズ2⑤・・・ドラフト提出

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20141208リガルジョイント

12月8日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。

今回は、CSR報告書のドラフトを教員に提出し、内容を確認してもらいました。教員からは「まとまりがない」「企業のおもしろさが伝わってこない」「情報を表現しきれていない」など厳しい意見が出ていました。まだまだどのチームも作りこみと修正が必要なようです。

20141208エーザイ

9月中旬からスタートしたこの授業ですが、ここまでの積み重ねがあったからこそCSR報告書が完成します。チームで納得のいく発表ができるように、積み重ねてきたものをどう料理するのか、腕の見せどころです。

 

今回、CSR報告書のドラフトについて教員からいろいろ指摘を受けた中で、自分自身の課題も見えてきたようです。報告書の作成を通じて、様々なことを考える中で、大きく変わろうとしている学生たちの様子をたのもしく感じました。

まだまだ障害はたくさんあるかもしれませんが、軌道修正が必要な時には、チームで話し合いをすることで障害を乗り越えていく、そんな「たくましさ」を身につけてもらいたいと思います。

20141208ラクーン

最後の授業後の学生の日記を紹介します。

「全体でも報告書の中身からすぐに編集後記に飛んでしまうなど、構成の唐突さが気になるという指摘を受けた。冷静に報告書をめくってみれば気づけそうなことなのに、目の前のことに手一杯だと案外当たり前のことに気がつかないものだと痛感した。全体の俯瞰及び「状況把握力」が全然養えてなかったと反省。自分のことに必死になるのもいいけれど、もう少し皆と目線を合わせなければならない」

20141208カインズ
「ここ最近のゼミでは発言者が偏っている。そのほうがうまく進むのは事実だけど、それではチームとして機能しない。大きな声にかき消されてしまいがちな意見をいかに拾い上げるか、そこが大事なのではないか。一人一人がチームの一員であり、みんなで作り上げるという意識が足りていない。だから「このページは担当ではないので知らない」とか「自分はここを考えていない」という状況が生じてしまう。実際、今日の先生方からのアドバイスも、ページによっては他人事としてとらえていた部分がある。でもそれではうまく進むはずがない。全員が全ページに責任をもって臨まなければ、14人の成果物にはならないだろう。学部ごとでは人数が少ないから力を抜くことはできない。でも人数が増えると力のある人に任せてしまえばよいという甘えが生じてしまってはいないだろうか。でも悔しさを感じるということは、自分も報告書に対してわずかではあるが当事者意識を持てていたのかもしれない。本当に関わっていなければ、悔しさは感じないように思うからだ」

次回は最終報告会前の最後の授業となり、プレ発表を行ってもらいます。作成したCSR報告書をもとにどんなプレゼンテーションを発表するのか期待しています。

 

<最終報告会のご案内>

12月20日(土) 10時10分~ 1号館2階1201教室、1203教室

詳細は大学ホームページでご確認ください。