学部横断ゼミブログ

2014.10.22
フェーズ1⑤・・・課題と格闘する
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

10月20日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。11月8日の中間発表会まであと3週間をきりました。これまでの活動を丁寧にしてきたチームとそうではないチームでは、かなりの差が出てきているように感じます。
授業では、今までの調査を発表しあったところもあれば、終始話し合いをしているところもありました。そのような中で教員から出てくる指摘は「資料をまとめているだけ」「自分達の伝えたいことは何なのか?」「もっと深く掘り下げて」といった厳しいものでした。
11月8日の中間発表会に向けて、どのチームも調べてきたことを整理して形にするために一生懸命です。「調べる」という作業を通して、「わからないこと」が「わかる」という状態になることで満足しがちですが、中間発表会では調べたことを通して「自分達が伝えたいことを自分たちの言葉で発表する」ことを求められます。チームでの意見として発表するためには議論を重ねていくしかないでしょう。ストレスを感じる作業になりますが、課題と格闘してほしいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「先生から指摘を受けたように全体としてのつながりが分かりにくいという問題点が出てきた。グループ内では理解していることを、まったく知らない人に伝える「発信力」が大変必要だと感じた。またこの1週間は、自分たちのチームが今何を1番やるべきなのかを理解する「状況把握力」に欠けていたことがわかった。話し合いをしているときも、膨大な情報量から自分たちの方向性を見失うことが多々あるため、話し合い中にも現状を把握する必要があると感じた。ほかにも「課題発見力」を伸ばしていきたいと思う。チーム内で決まった内容を、時間が経った後にもう一度再確認することで、課題を発見するというサイクルをつくれば、話し合いもスムーズに進むのではないかと考える」
