学部横断ゼミブログ

2014.10.15
フェーズ1④・・・SNSの活用
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

10月13日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。先週は台風の影響による休校だったため、2週間ぶりの授業となりました。
毎回、密度の濃い授業が展開されているため、「休校になったことが不安だった」と日記に書いている学生もいました。休校になったことで自主的に集まったチームもあれば、活動が停滞していたチームもあります。「だれかがやってくれるだろう」という意識では、チーム活動にまとまりも出てきません。

この授業ではSNSを利用しています。実際の授業とは別に時間制約を受けないコミュニケーションの空間を設けることで、学生と学生、企業担当者と学生、学生と教員との円滑な情報共有やコミュニケーションを実現しています。このSNSは授業では非常に重要な鍵となっており、プロジェクトの成功に大きく寄与しています。
SNSでは、毎回授業後に書くブログで自分を表現する場があり、学部ごと・三学部合同・企業との3つのコミュニティの場では他者とコミュニケーションする場が設けられています。発表が近づいてくると、直接会って話し合いするだけでは時間が足りずに、SNS上で話し合いながら決定することも多くなってきます。SNS を上手に使いこなしながら、情報共有をしていくことが、プロジェクトを進める上で大切になってきます
授業中、教員からは「資料がまだまだたりない」「先行研究の探し方が甘い」といった指摘も受けていました。一人ひとりが資料を読み込み、それを持ち寄って話し合いをしているようですが、発表する内容はまだまだ曖昧であるように感じました。自分たちなりの答えをどう出していくのか、まだまだ妥協せずに頑張ってほしいと思います。

授業後の学生の日記を紹介します。
「今までの学習を通して、「現在の日本のCSRはどう捉えられているか」を考えるときには作業が行き詰った。自分も含め、みんな頭の中でぼんやりとしたイメージはあるのだがなかなか上手く言葉にすることができない。自分も必死に考えていることをメンバーに伝えようとするのだが、おそらくメンバーを混乱させるような発言を何度もしてしまったと思う。この状態を打破するためにみんなで頭の中にあるキーワードを絞り出し、それらの関連性からつなげていくという作業を始め、上手く捉え方をまとめることができた。とても難航していた作業がメンバーの力をあわせて乗り越えることのできた時の達成感は心地よいものがある」
11月8日の中間発表会までには、四大学競技大会や白雉祭といった大学行事があり、このプロジェクトにだけ専念はできないでしょう。SNSなどの機能を利用することで時間を有効に使いながら、チーム一丸でよりよい発表ができることを期待します。