学部横断ゼミブログ

2014.07.17

フェーズ2⑥・・・前期最終授業

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

7月14日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。

今回は本授業のプログラムの向上のために、学生たちと意見交換を行いました。

 

本プログラムは2007年の経済産業省「産学連携による社会人基礎力の育成・評価事業」に採択されたことでスタートしました。2008年には正規科目になり、現在は前期・後期にそれぞれ2クラスずつ開講しています。正規授業になってから6年目になるわけですが、プログラムの目的は「CSR報告書を作成する」ことを通して、「社会人基礎力」を涵養し、自己評価能力の育成を目指すということで変わっていません。学生たちの意見を参考にしながら、今後もよりよい教育を学生たちに還元するために、努力していきたいと思います。

 

最後に学生の日記を紹介します。

「このゼミをとってよかったと思うのは、B to B(企業間取引)という今まで自分の知らなかった世界を知り、興味を持つことができたこと。社会人基礎力という指標を使いながら、将来必要になるであろう力を意識するきっかけになったこと。そして力を伸ばしたり足りない力に気づけたこと。人文学部がどういう強みを持った学部なのか少しわかったこと。試行錯誤をしながら、チームでひとつのものを完成させる難しさと面白さを味わえたこと。何度も壁に当たってもめげずに頑張りぬく大切さを知ったこと。いろいろな人のアイディアを聞いたり日記を読むことで、新しい視点や考え方を知ったこと。などなど、たくさんあり、だからこそもっと視野を広げたり、ゼミを頑張りたいと思っている後輩にはぜひ履修をおすすめしたい。もちろん漠然と何か頑張りたい人にも」

 

今回の授業で2014年度前期授業は終了です。本授業の課題解決をしていく過程の中で、一人ひとり何かを得ることができたのではないでしょうか。これからが始まりです。得たことを今後どのように生かしていくことができるのか期待しています。