学部横断ゼミブログ

2014.06.19

フェーズ2③・・・向き合う

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

20140616しのはら
6月16日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。来週は7月5日の最終報告会で配布する担当企業の「CSR報告書」のドラフトを教員に提出する予定です。具体的にどのようなCSRの活動を報告書としてまとめていくのか、これからが正念場となります。
20140616東成
CSR報告書を作成するためには、「担当企業」にとことん向き合うことが求められます。そのためにはチームの議論を活発することが必要で、そこでは「チームメンバー」と向き合うことが求められます。議論に一人ひとりが参加するためには、自分に割り振られた課題をしっかりとこなし、自分の考えを整理する作業も必要です。企業を分析しているようで、実は「自分」というものに向き合っていきます。そういった「向き合う」ことの大切さを、学生たちは身にしみて感じているようです。
20140616スズキ

学生の授業後の日記を紹介します。

「改めて自分基準でこの横断ゼミに取り組んでいたことを実感した。フェーズ1ではリーダーという立場上周りに目を配りながら動いていたつもりだが、フェーズ 2に入って人数も増え誰かがやってくれるだろうと周りに目を配ることを疎かにしてしまい、自分の中で考えを進めていってしまっていた。結果、チームのことに目を向けていなかったので「議論をあまり掘り下げられない」などのチームの課題に気づけなかった、もしくは気づいていたが目を背けていたのかもしれない。チームの課題は「議論時、様々なコミュニケーションの場においての反応の薄さ」と「終着地点を明確にしないままの議論」の2点だった。先生方の配慮でチーム内で自身らの問題点、課題について話し合うことになった。皆反応の薄さなどを課題と感じていた。皆フェーズ2に入って人数が増えたことで大人数でのチーム活動に途惑いを持っており、今回の話し合いではそれを改めて浮き彫りにすることができた。自身の課題としては考え込むと発言が極端に減ってしまうことだろう。人数が増えたことで誰かが発言してくれるだろうと心の中で思っていた。チームとはだれかが引っ張っていくのではなく、皆が協力し合って作っていくものだと今回の話し合いで改めて思った」

活動に真摯に<向き合う>中で、自分の乗り越えるべき壁を乗り越えていけるように頑張ってくれることを期待します。