学部横断ゼミブログ

2014.05.14
フェーズ1⑤・・・モチベーションの持続
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

5月12日(月)の2時限目と3時限目に授業が行われました。
5月31日の中間発表会まであと3週間となりました。

授業がスタートし1ヶ月、課題への取り組みにあたり、メンバー全員のモチベーションが持続しているチーム、モチベーションが下がり活動に意欲的に取り組めなくなっているメンバーがいるチームと分かれてきているようです。
授業中、あるチームは教員から「資料の読み込みは十分なのか、それについてお互いに十分に話し合ったのか、話し合いの中から何を発表で伝えたいのか決まったのか」という指摘を受け、もっとお互いの意見をぶつけ合うことを指摘されていました。
また永田社会学部教授の日記には「借りものの言葉を操っていても、すぐ馬脚を露すことになります。易しい言葉で説明できるようになって、初めて、わかったことになります。他人に説明できて初めて、すこし理解できたといえるのです」と書かれていました。
各自資料を読み込んでいるようですが、一人ひとり蓄積された知識がまだまだ曖昧で、それを相手に分かりやすく説明することがなかなか難しいようです。
物事がうまくいかなくなると、どうしてもその課題から逃げたくなり、モチベーションは下がります。なぜうまくいかないのかその原因を突き詰めてみることも大切です。個人としてチームとして、課題にどう取り組んでいくべきか、一度考えることも必要な時期なのかもしれません。
今回の授業後の学生の日記を紹介します。
「発表する時にどのようなことを発表するか話し合った。そのときに、先生からさまざまな御指摘を頂き、情報をグループで共有しても議論が進んでいないことに気付かされ、出る言葉もなかった。先生の言う通り、情報を共有しただけでは何も始まらないし、発表に向けての流れも、グループで言いたいことも浮かんでこない。私たちは、発表のことだけを見ていたのだと認識させられた。グループで言いたいこと、担当企業の凄いところはどこか、私たちはどのように企業を見てどのようなことを考えたか、それが分からなければ、ただの企業説明になってしまう。また、私たちは紙に書かれたことにばかり執着しており、その点についても先生から御指摘を頂き、自分の無知、経験の無さを改めて痛感した。このフェーズ1、グループの役に立てるようなことができていなくて申し訳なく思う。だからこそ、私にできることは何でもやりたいと思うし、私の今までの経験、学んだことを生かせられるように、さまざまな視点からフェーズ1に取り組んでいきたい」
