学部横断ゼミブログ

2014.04.23
フェーズ1③・・・学部別調査開始
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

4月21日(月)の2時限目と3時限目にそれぞれ授業が行われました。今回から中間発表会までの授業は、各学部教室を分かれての活動となります。

フェーズ1では、学部ごとに分かれて、担当企業について徹底的に調査し、後半での「CSR報告書」の制作に必要な方針や内容の分析を行っていきます。経済学部は「企業活動の実態」を多角的に分析し、人文学部はCIを手がかりに<企業風土>を探り、社会学部は<CSRの概念>を各種メディアでの扱われ方に注意しつつ把握していきます。

まずはどの学部も情報収集からのスタートです。村山人文学部専任講師の日記では「何かを知ろうとすることは、ここまで調べれば良いという限界はありません。調べれば調べるほど、情報は出てきますし、世界は広がっていきます。だからこそ、時間の制約と何のために調べるのかという目的を念頭に置いておく必要があります」とありました。5月31日の中間発表会はあっという間に来てしまうでしょう。自分達の着地点を意識しながら調査・分析に励んでほしいと思います。
授業後の振り返りの日記では、学生たちが悩み・考えている様子が伺えます。
ある学生の日記には次のように書いてありました。
「この授業をやっていて、日々実感するのは、人は話さないと自分の意見は伝わらないというごく当たり前のことを改めて理解し、他のゼミや講義で、何でもいいので発言できるようになってきている」
中間発表会や最終報告会で発表することだけがゴールではありません。授業期間中、一人ひとり何かに挑戦できることがあるはずです。失敗を恐れずに挑戦し、その挑戦が一人ひとりに大きな意義をもつ挑戦になることを願っています。