学部横断ゼミブログ

2014.01.21

フェーズ2⑦・・・最終授業

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

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1月20日(月)は2013年度後期の最終授業でした。今回も本授業を以前履修した4年次生をゲストスピーカーに招き、「三学部横断ゼミの経験をその後の活動にどう生かしたのか」というテーマで就職活動をメインに話してもらいました。

 

4年次生たちは横断ゼミ履修後、ゼミ大会に力を入れたり、部活を頑張ったり、留学をしたり、それぞれ頑張った方向は違いますが、自分自身が納得できるまで真剣にぶつかることの大切さを語ってくれました。そして全力でチャレンジした経験は、就職活動の中で自分の言葉として語ることができたと話してくれました。

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本授業は就職のために作られたわけではありません。異なる専門性や価値観をもつ3つの学部の学生同士が、一つの課題に向けて取り組むことで、同一学部内のゼミでは経験したことのない種類のチームワーク、リーダーシップ、自己管理力の向上を目指しています。また、今まで知らなかった他学部の専門性に触れ、異なる考えや価値観を知ることで、多様な価値観を身につけることを企図しています。

 

授業では、13~15人というチーム編成の中でCSR報告書を作成するという課題に取り組みます。チーム活動の大変さ、人に物事を伝えることの難しさ、新しいことを考え出す苦しさ、様々な課題が次から次へと降りかかってきました。そんな中、どんどん輝いていった学生は、一つ一つのことを丁寧に向き合い、「もっと課題を」、「もっとチームを」良くしたいと貪欲に取り組んでいました。そのように取り組むことができた学生は、4年次生が語ってくれたように「自分自身が本当に頑張ったことは自分自身の言葉で語れる」、そんな経験ができたようです。

 

この活動を通して興味の間口を広げた学生たちが、今後の大学でのステージをより充実させていく機会になることを望んでいます。


最後になりましたが、2013年度後期授業にご協力いただきました課題提供企業の株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング、日本コントロールシステム株式会社、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社、養命酒製造株式会社の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。