学部横断ゼミブログ

2013.11.14

フェーズ2①・・・夢中になる

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

20131111月2NCD-2
11月11日の月曜2時限目と3時限目に授業が行われました。いよいよ経済学部・人文学部・社会学部の三学部の学生が1つのチームを作り活動をするフェーズ2がスタートしました。フェーズ2ではフェーズ1での各学部が調査した結果を生かし、担当企業の「CSR報告書」の編集方針、構成、コンテンツ、デザインを話し合いで決めながら、実際に報告書の原稿を執筆・製本し、12月21日の最終報告会で発表します。
20131111月3養命酒
フェーズ1では4~7名だった各学部のチームがフェーズ2では13人~15人の三学部合同のチームとなりました。この大人数での話し合いに誰もがとまどいます。今回の授業では、CSR報告書の枠組みから考えていくチームもあれば、CSR報告書の軸を決めるために議論しているチームもありました。
20131111月3NCS

12月21日までの最終報告会までの授業回数は今回を入れて6回しかありません。その間、就職活動、ゼミ大会、部活の発表会など一人ひとり忙しい中での活動になります。なるべく<効率的>に進めたいと思う学生が多いようです。

しかし、村山人文学部専任講師の日記には「チーム作りとは不思議なもので、効率を重視しすぎると、足元をすくわれる場合があります。まずはメンバーの名前と顔を覚えて、たくさん話して、相手を知ることを楽しんでもらえたら、きっと活動内容も変わってくると思います」と書いてありました。

学生たちの今回の日記には「チームに貢献したい」「学部間で情報共有していくことが重要だと分かった」「発言しやすい雰囲気を作りたい」「良いものを作り上げたい」と書かれていました。チームというものは前向きな考えが出てくるとすごいパワーがうまれてきます。そんなときは、チームメンバーが乗り越えるべき課題に対して<夢中>に向き合っているときです。授業でも課題活動でもアルバイトでも、その活動ごとに<夢中>になれる気持ちを持つことができれば、どんなに大変でも楽しく乗り越えてきた学生たちを見てきました。一人ひとりが乗り越えるべきことは違います。フェーズ2でより多くの壁を自分の力で乗り越えていくことに期待したいと思います。