学部横断ゼミブログ

2013.09.26
フェーズ1②・・・社会人基礎力について考える
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

9月23日(月)は祝日でしたが授業実施日で、2時限目と3時限目に行われました。
先週の第1回授業が台風によって休講となったため、今回は1回目に行う予定だったガイドブックと社会人基礎力についてのガイダンスを行いました。
授業開始時には、授業の目的やどういったことを意識して課題に取り組んでほしいのか、授業のガイドブックと社会人基礎力アドバイスシートの冊子を読み込ませます。ここに時間を割くことで、自分が何をすべきか、チームとして何を目指すのか理解度が変わります。
本授業では、課題提供企業のCSR報告書を作成するというプロセスを通して、本学の教育方針である「自ら調べ、自ら考える」能力の育成に加え、身に付いた知識を生かす力や他人を巻き込んでプロジェクトをやり遂げる力を養成することを目的としています。「自ら考え、自ら調べる」能力を育成するために、より見えやすい指標として、経済産業省が提唱する社会人基礎力を活用しています。

月曜3時限クラスでは、教員から社会人基礎力の簡単な説明のあと、各学部のチームに分かれて、グループワークを行いました。「社会人基礎力を違う言葉にするとどういう言葉になるのか」その問いに、さまざまな意見が出ました。あるチームからは「One for all, All for one」という言葉に、またあるチームからは「人間力」という言葉に置き換えることができるという発表がされました。
社会人基礎力についてアドバイスシートを作成して、それぞれの力について説明していますが、両クラスにおいて教員が強調して話したことは「自分の言葉に置き換えて理解する」ということです。
来週からいよいよ各学部の担当企業チームに分かれてのフェーズ1がスタートします。来週までにしてくるべきことをチームごとに別れて、授業の最後に確認しました。一人ひとりがチームのために、自分の力を出し切って、来週の授業準備にあたってほしいと思います。