学部横断ゼミブログ

2013.06.04

中間発表会

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

中間発表会

6月1日(土)に課題提供企業の担当者を招いて、中間発表会を行いました。

中間発表会までのこの1ヵ月半の活動は、経済学部・人文学部・社会学部それぞれの学部に分かれての活動でした。中間発表会では、各学部の専門性を生かしながら、経済学部は担当企業の<企業活動の実態>を多角的に分析し、人文学部は担当企業のCIを手がかりに<企業風土>を探り、社会学部は<CSRの概念>を各種メディアの扱われ方に注意しつつ把握していき、それぞれの調査結果をプレゼンテーションしました。企業担当者からは分析内容を褒めていただきながらも、「もっと具体的な洞察や考察がほしかった」など今後の活動に参考になる意見をたくさんいただきました。

中間発表会02

学生たちは企業の方の前で発表するという機会は、なかなかありません。緊張の面持ちながら、自分たちの発表に挑んでいました。プレゼンは回数をこなすと必ず上手になっていきますが、大切なのは「何を伝えたいのか」ということです。今回の発表会後の日記では、チームで葛藤しながらも発表にこぎつけた充実感が感じられた内容のものが多く書かれていました。

学生の日記を紹介します。
「人前で話すことが大の苦手だった私だが、発表本番は思っていたほど緊張しなかった。企業の担当の方が最前列でにこやかに聞いていてくださったことや、チームの皆がそばにいるので緊張がほぐれたというのもある。しかし何よりも自信となったのは、ここまで自分たちは頑張ってきたのだという思いだ。チームの皆で一丸となって取り組み、満足のできるパワーポイントを作り上げることが出来た。それを皆に聞いてほしい、見てほしいという気持ちが、発表の成功に繋がったのだと思う。誰かに何かを聞いてもらう際には、「伝えたい」という強い気持ちが何よりも大切なのだということに、改めて気が付いた。当たり前のことだけれど、大切なことだ。この経験は、これからの人生において大いに活きてくるだろう」
この経験をパワーに変えて、後半の活動に取り組んでもらいたいと思います。

中間発表会03
最後になりましたが、お忙しい中、中間発表会に参加いただきました企業の担当者の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。