学部横断ゼミブログ

2012.10.25
フェーズ1⑦・・・チームを考える
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

10月22日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。
授業後の学生の日記には、「チーム」という言葉が多く出てきました。チームとしてどうあるべきなのか、壁にぶつかっているようです。
ある学生の日記を紹介します。
「プレゼンの後、チーム活動はなかった。代わりに、先生と両チームの現状を考える時間となったのだ。今のチーム状況が、必ずしも良いとはいえない。そのような趣旨で先生が時間をとってくれた。チーム(チームメンバー)に、何か思うことがあってもいう事が出来ない。遠慮し合って、作成したものにコメントができていない。このような両チームの状況を案じて、そのことを一緒に考える時間となった。そのような話を聞いて、自分にも耳の痛い話であり、私はチーム全体のことを考えられていなかったと反省した。私は目の前の課題のことにしか見ていなくて、 チームとしての(コミュニケーションが活発でないことは以前から感じていたが)問題をあまり意識していなかった。

「コミュニケーションがなくても、各自が きちんとやるべきことに取り組めば、課題は完成する」、「今は少々つらい時期であり、時期がたてばこの雰囲気に慣れるし、言いたいことを抱えて最後まで進 んでもよいのではないのだろうか」そんなことを頭に抱えていた自分が恥ずかしくなった。今まではチームで進めていったのではなく、個人が行ってきた作業を 合算したものにすぎない。課題を考える際に、チーム全体で取り組むのは必須のことであるが、それ以上にコミュニケーションを活発にするという事が頭から離 れていた」
11月10日の中間発表会に向けて、発表内容が思うようにまとまらない理由はさまざまあります。調査不足、課題への理解不足、そしてチームメンバーとのコミュニケーション不足——。
教員が「チームづくり」の大切さをなぜ説くのか、活動していく中で実感していると思います。
