学部横断ゼミブログ

2012.07.10
最終報告会
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

7月7日(土)、「2012年度前期学部横断型課題解決プロジェクト」の最終報告会が行われ、課題提供企業の担当者様に作成したCSR報告書を配布し評価を受けるとともに、制作過程やその間の人間的成長についての40分間のプレゼンテーションを行いました。
6月4日からスタートしたフェーズ2では、経済学部・人文学部・社会学部の履修生が一つのチームになり報告書やプレゼンテーションを作成していきます。約 15人という大所帯のチームの意見をまとめていくのは、非常にストレスを感じる作業です。そのストレスを力に変えるものは、「チーム力」だと感じます。どんなに大変な状況の中でもチームが一つになっていると、楽しんでやり遂げることができるようです。
6月4日からスタートしたフェーズ2では、経済学部・人文学部・社会学部の履修生が一つのチームになり報告書やプレゼンテーションを作成していきます。約 15人という大所帯のチームの意見をまとめていくのは、非常にストレスを感じる作業です。そのストレスを力に変えるものは、「チーム力」だと感じます。どんなに大変な状況の中でもチームが一つになっていると、楽しんでやり遂げることができるようです。

村山人文学部助教はこのゼミのことを次のように今回の日記に書いていました。
「本プロジェクトは、CSR報告書を作成するプロセスで、社会人基礎力を育成することに重点を置いています。各チームともに、自分たちのチームを作り上げたということに、どうぞ自信を持って下さい。人とつながっていく経験は、この先の皆さんの大きな財産になります。横断ゼミは、頭だけでなく、心をつかうゼミで す。人とつながっていくためには、自分や他者の心を動かすことが必要だからです。心をつかうからこそ、多くのストレスや不安を抱えますし、自分を守るために投げ出したくなったりもします。だけど、「心遣い」と書くように、自分の心を人につかうができたら、他者とつながり、助け合うことで、一人では困難な課題をも解決していく力が生まれます」
報告会終了後の日記を読むと、満足な形で終わった学生もいれば、そうでない学生もいました。今はまだまだ冷静に活動を振り返ることができないかもしれませんが、どこかの時点で、この経験から何を得たかを考え、今後違う場面でも応用していくために、活動全体を通してどうだったのか、自分の言葉で表現できるようになることが大切だと思います。自分自身の活動を言葉で表現することができなければ、経験が無駄になってしまう気がします。

最後に学生の日記を紹介します。
「この横断ゼミを通して学んだことはたくさんあって、その中でも「人を信頼する」ということは特に言うことができる。以前は人に働きかけることが苦手で、グ ループワークのときには「どうせやってくれないし、全部自分でやるよ」と思ってほとんど自分でやることが多かった。「人に任せる」とか「頼る」ということ を諦めていたんだと思う。グループワークが嫌いで、「グループワークという名の個人作業だ」といつも思っていた。でも、そう思ってしまっていたのはきっと 相手を信頼していなかったからである。横断でみんなと会って、グループワークっていいものだなって思えたことは自分の中で大きな進歩だったと思う。グルー プワークが終わることが寂しくて泣くなんて、初めてです。本当にみんなありがとう。」
「この横断ゼミを通して学んだことはたくさんあって、その中でも「人を信頼する」ということは特に言うことができる。以前は人に働きかけることが苦手で、グ ループワークのときには「どうせやってくれないし、全部自分でやるよ」と思ってほとんど自分でやることが多かった。「人に任せる」とか「頼る」ということ を諦めていたんだと思う。グループワークが嫌いで、「グループワークという名の個人作業だ」といつも思っていた。でも、そう思ってしまっていたのはきっと 相手を信頼していなかったからである。横断でみんなと会って、グループワークっていいものだなって思えたことは自分の中で大きな進歩だったと思う。グルー プワークが終わることが寂しくて泣くなんて、初めてです。本当にみんなありがとう。」