学部横断ゼミブログ

2012.07.04

フェーズ2⑤・・・あきらめずに

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

フェーズ2⑤・・・あきらめずに01

7月2日(月)2時限と3時限に授業が行われました。今回は、教員を前に7月7日の最終報告会のプレ発表を行いました。

7月7日の最終報告会で学生たちに課された課題は、次のとおりです。
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(1)担当企業のCSR報告書の作成(各学部が前半で調べたことを持ち寄り、どのような視点から担当企業の社会的役割や責任を紹介すべきかを決定し、決定した枠組みにしたがって、3学部が合同で小冊子を作成する)
(2)PowerPoint を用いて発表<①CSR報告書作成のプロセス(単なる事実に止まらず、何を学んだのか、どういう点で苦労したのかなどにも触れる)、②制作したCSR報告書についての解説、③自分たちがこのプロジェクトにおいて乗り越えて成長できた点(社会人基礎力をどのように伸ばすことができたか)>
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プレ発表においては、3チームとも教員から厳しい指摘を受けていました。「何を伝えたいのか。主張がわからない」「作業の進度が遅すぎる」——。プレ発表のためにほとんどの学生が徹夜で、疲労の色が隠せない状況の中、厳しい指導を受けたことで、肩をおとし、泣き出す学生もいました。
フェーズ2⑤・・・あきらめずに02
授業を終えた後の日記である学生は次のように書いていました。
「作業を皆に振っていく中で疲れすぎて「個々の能力が発揮できていない」ということが今一番の課題だと私は思った。特に目立つのはリーダーの損失だろう。 今、この混沌とした状況が続いているのは決定打を決める人がいないからだ。皆が意見を出せるだけ出しても、それがまとまらない。まとまっている様でいて実は何もまとまっていない。このチームの一貫性のなさがそのまま報告書に反映されている。それをわかっているのに週末に解決できなかったこと、さらに先生に指摘されたこと、すべてに腹が立った」
フェーズ2⑤・・・あきらめずに03
7月7日の最終報告会まで残された日はあとわずかです。「本当に課題は完成するのだろうか」と不安の声も聞こえますが、必要なのは「あきらめない」気持ちです。最後までやり遂げるという強い意志を持って、最後まで頑張る経験をしてほしいと思います。そこで得るものが、今後の宝となるでしょう。