学部横断ゼミブログ

2012.06.21

フェーズ2③・・・役割を探す

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

フェーズ2③・・・役割を探す01

6月18日(月)2時限目と3時限目に授業が行われました。
フェーズ2もあと2回になりました。

学生の様子を見ているとチームの中で自分はどう動くべきか、どのような「役割」を果たすべきか悩んでいるようです。
作業をすると必ず「働く人」「働かない人」が出てきます。また、強い意見に流され、自分の意見を言えない人も出てきます。チームで動くときに、自分の「居場所づくり」をすることは難しいものです。

フェーズ2③・・・役割を探す02
ある学生は今回の日記にこのように書いてありました。
「自分にできることをやる。これはこれからの行動指針となる気がする。誰にでも自分にできること、自分にしかできないことがあると思っている。(中略)。個々の持つ力が違うからこそ、それはその人の魅力となり個性となり強みにもなりさらには弱みにもなりうるのだと思った。本人は気付いていないかもしれない魅力、本人にとっては嫌いな部分かもしれないが周りから見れば魅力的に映る部分、様々なものがあると思う。これがうまく交われば何倍もの魅力を放つものが姿を現すのではないかと思う。結局のところ何が言いたいのか、自分でも分からなくなってしまった。特に思い悩んでいるわけでもないのだが、一つ言えることがある。私はこの何倍もの魅力を放つものの姿を現せさせたいし、そのために自分ができることは何かを考え行動したいということだと思っている。一つ言えるのはと書きつつも結局定まっていないのだが、まずは自分が自分を変え、自分にできることをしていこうと思う」
フェーズ2③・・・役割を探す03

自分の行動がチームに役に立つかは分かりません。でも切実なメンバーの思いを見ぬふりをするのではなく、相手の思いを受け止める・・・そんな一歩で、少しず つチームでの自分の「居場所」や「役割」を探すことができると思います。7月7日の最終報告会で「やりきった」という気持ちで終わるためには、チームの輪の中に入っていく勇気が必要です。

授業終了まであと1ヶ月と迫ってきました。授業終了後、学生たちには何が残っているのでしょう。悔いのないように、課題に取りくんでほしいと思います。